【祝】水木しげる その29【大全集完結】
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>>230
当時は文化人は左が普通
左とん平、左幸子、麻丘めぐみなんて
私の彼は左巻きなんて歌まで出してる >>237
朝鮮魔法で若さを吸い取ってやる!
♪ア〜リラン ア〜リラン ア〜ラり〜ヨ〜 チーン 水木テンテイが少年の頃は日本国内だからね
戦後生まれとは違う、身近な異文化圏感覚があるかも 四国とか東北とか北陸の寒村ってのは散々やったし、離島もやった。
ちょっと目先を変えて韓国を舞台にしてみるか!
(でも朝鮮半島固有の妖怪とか伝承とか特に出てこないし、内容はいつもと大差ないよ) 韓国関係の美術や民芸資料が手に入ったから、それを使いたくなっただけだろうな 鬼太郎のネタに詰まったぞ・・・
こういう時は貸本時代のリライトだ
地底の足音だ
新聞配達してた頃友達と淀川で歌ったアリランを思い出したぞ >>246
大人になって「朝鮮魔法」読み返して「少しダンウィッチの怪っぽいなあ」と思ったけど
考えてみれば水木サンとっくにそれを通過してたんだな しかしヨグ・ソト〜をヨーグルトに変えて恐怖感が出ると思うセンスが凄いわ 日本でヨーグルトが一般化したのが1950年代だから、今と比べると
まだ目新しい感覚のフレーズだったかもしれん
ていうか水木さん的には絵の具入れる瓶として愛用してたか さくらももこが亡くなったという
バス酔いの袋を鬼太郎袋というギャグを思い出す
ひょうすべの絵も
まだ53歳 >>248
>>253
ぜんぜん気づいていなかった ひょうすべがひろしにdisられるネタは
3期鬼太郎の幽霊電車の回でも似たようなシチュエーションがあって
ひょうすべのナメられっぷりがよくわかりますね ひょうすべは、見た人を病気にしお見舞いした人も病気にする怖い妖怪
それをバカにしたまる子って・・・
ハッ もしかしてひょうすべのたたり? ゲゲゲの先生の佐々木蔵之介は墓場鬼太郎の血液銀行の社員に見える。 全集完結感謝の会で配った記念品の全集マウスパッド欲しいんだけど
関係者じゃなくても売るか配れよ 電子書籍版は一期だけなのかな?できれば電子書籍版で揃えたい。 >>257
どうでもエエけど
一応 不謹慎やから止めとけ。 そもそもまる子本人はひょうすべを一目見て名前を言い当てめっちゃ怖がってたじゃないかw 悪魔くんの実写をデイヴィッド・リンチに撮ってもらいたいなあ。
いつの間にか使徒が死んでたり、騙されてたりとかさ。
ヤカンのシュールなセンスとかピッタリだよ。 まる子で、ひょうすべの次に出てくる婆さんの妖怪はくびれ鬼?おうに?
さくらももこが何の妖怪事典を参考にしたのか知りたい 今になって講談社のを読み始めたのですが、何か話がよく分かりませんね
説明も殆ど無いし、いきなり展開が飛んだり、細かい描写が無い
昔の漫画はこんな感じのが多かったのでしょうか?
こち亀は結構しっかりしていた記憶があるのですが…… 割りとリアルタイム世代の自分が鬼太郎をある程度成長してから読んだ時も何だこりゃと思ったよ
普通のドラマの文法で読むものではないと気付けばスルメのような味わいを楽しめるようになる 今の若い子が読んだらまずコマ割りに困惑するだろうな 手塚治虫と違ってコマ割りは大丈夫だと思う
ただ話の流れが水木しげるならではの運び方だからそっちの方が読みにくいかもな 少年マガジン時代の鬼太郎に馴染んでいた自分も貸本時代の復刻本を見たときはなんだこりゃだった。
ある種の乱暴さ理不尽さに慣れるかどうかだな。 貸本の河童の三平おすすめ
不条理マンガの大半はこれと比べると雑魚い
吉田戦車とかさくらももこのコジコジとかああいうのの元祖 わからなくもないけどそのへんのルーツでいうと水木さんより杉浦茂の方じゃないかな 「鬼太郎夜話」なんか次から次へと奇怪な出来事が連鎖してどこまでいくのかと思った。
松下系「悪魔くん」は大枠を決めてたからだろう、きちんとケリがついてたけど。 劇画ヒットラーって北米では3年前に翻訳されて、随分知られてるみたいだね。
水木作品はインターナショナルだな。 貸本版河童の三平は水木しげるの最高傑作かも
悪魔くん千年王国と迷うが 「釜なり」冒頭1Pの
「子供が山で迷う」→「野っ原の真ん中に便器発見」→「さっそく糞を垂れようとする」
流れなんて不条理ギャグというか、何でこんな変な事思いつくんだろうと感心した。 >>281
猫仙人のトランクに変身した鬼太郎を見て
「これがいまはやりのトランクというやつか」→「どこから食べるのかな?」
未だにこの流れが意味分からん >>282
これが今はやりのって台詞で、流行り廃りに疎い事が誰の目にも見てとれる
つまりニワカであまりよくわかってない事をしめす台詞であり
トランクじゃなくコタツや自転車とか
何に変身したとしても、これが今流行りの○○か、どこから食べようかなの流れは変わらんと思うぞ >>281
人生において排泄行為(特に大便)を重視してるからだろうな 劇中そればっか出てくるもの 慰安婦の排泄行為の描写はゲンナリしたわ そう思わせる描き方してたし 女性であろうと人間に関しては幻想もへったくれもない人だからね水木先生 河童の三平の貸本版って、全集のと角川文庫のとどっちがオススメ? >>288
もちろん全集
理由:文庫は漫画を楽しめるサイズじゃない。特に河童の三平は 買えるうちは全集の方がいいよな
再販もないだろうし
>>290
でも緻密なのがギュッとなった感じもそれはそれで嫌いじゃない >>271
成長してある程度漫画オタクになってから
鬼太郎を読んだときはまず画の物凄さにひっくり返った
こんな恐ろしい人の原作アニメを幼児期からノーテンキに見てたのかと・・・・・ 自分がリアルタイムで読んでた水木作品はもう本人が描いてなくて絵には魅力を感じなかった
当時はそんなこと知らんけど
単行本で目にするマガジンの旧鬼太郎なんかはいいなと思うくらい
ひっくり返ったのは貸本作品が復刻されだしてから 作品もそうだけど原稿料も満足に入らないのにひたすら描きつづけるメンタルの強さ異常さを感じた
しかも結婚なんかまでしてしまう脅威のメンタルだよな 自分がはじめて買った新刊は昭和史だったんだけど、あの頃はどれぐらい先生の筆があったんだろう 水木サン世代あたりはどんな貧乏人でも結婚はしてた。
特に男で結婚しないのは働かないと同程度に異常なことだっだ。
戦争で男が大量に死んで女余りの時代だったので、女側の親も必死だった。 今もし紙芝居の真筆が発見されたら、1千万はするだろうな
80歳以上の中には水木が描いた紙芝居を実見した者も生き残っているだろうが、覚えてないだろうな 6期の鬼太郎もうるさ型にも好評みたいだしすごいと言うか
もしかしたら貸本の世界で餓死してたかもしれんのにな 餓死はないだろう
貸本で食えなくなっても別の事業を興すなりして成功してただろう
日本はなんだかんだで豊かだったから、生命力さえあれば死ぬことはない >>301
紙芝居といえばピンポンパンの刑事ジャガーだろ
声は何代目かのねずみ男富山敬さんだったな〜 >>294
俺は松下悪魔くんがジャンプで連載してたって事実にひっくり返った
ジャンプって、あのジャンプだよな…? 山田真吾←マガジン版
埋れ木真吾←ボンボン版
だが千年王国は千年王国でジャンプ版とは呼ばないのだった・・・
70年代初頭だからねー
むしろトレンドだったんじゃないかこーゆー雰囲気 少年ジャンプは創刊が1968年で週刊誌になったのは翌1969年だから
千年王国が載った70年にはまだ新興雑誌 (*・(エ)・)/゚・:*【それはスビルバンや】*:・゚\(・(エ)・*) >>317
何言ってんだコイツ(5年ぶり2回目)
ジャスピオンだろ 調布駅前にあった鬼太郎の店(ふれあいステーションだったっけ?)って、もう5年も前に閉店してたのね。
黄昏時から夜にさしかかる頃に、店頭に立っていたぬりかべに出会ったときは驚いた。その後 、通勤や散歩で旧甲州を歩く度に愛着が湧いていた。
ガメラや貞子も飾ってある不思議なお店だった。
書いてるうちに、なんか淋しくなってきた。 ヘレンケラーの先生やった宇宙刑事もおるしな
宇宙刑事!サリバン! 千年王国読んだけど、どんなに崇高な理想を語っても、悪人でもない家庭教師の肉体をうばってたら説得力無さすぎっていう点と、
ベルゼブブの存在意義、
その二つがすごい疑問だったな 鬼太郎もそうだが善良な二枚目が仕事で恐ろしい事件に巻き込まれるってパターンだな
まあ「この話オイシイじゃん」と飛びついてるんだから自業自得と言えなくも・・・ 貸本版悪魔くんに登場する悪魔は、見た目が人間、
能力も人間同様でしかなくて悪魔くんを落胆させるが、
まさに人間社会の中でその悪魔性を発揮するってとこが皮肉味だったんだが、
ベルゼブブは使い魔の能力だけ持ってて中途半端に妖怪じみてる分、
貸本版の皮肉味はぼやけてる。 >>324
松下悪魔くんは、正義の味方でもヒーローでもなく、「悪魔の力を使ってでとも世界を変えてやる」と考えるうちに、自分自身が悪魔のように
なった恐ろしく危険な存在なのだと思う。
「悪魔くん」は、不平等な世の中への怒りから生まれた作品らしいけど、いくら崇高な目的から始めた革命でも、やがて目的のためには、暴力や過激な行動たどと、「多少の犠牲」として、やがて暴力や過激な (ミスって途中で書き込まれてしまっ た。続きです)
やがて過激にエスカレートしていって、最初の理想がどっかに行ってしまって、悪くない一般の人も「必要な犠牲」となっていくという怖さ。
そして、その犠牲になった者が、最初は悪魔くんを恐れ倒そうとするのに、徐々にそのカリスマ性に共鳴していき、愛情のようなものさえも感じていく。
そんな複雑なものを含んでいると解釈しているから、家庭教師との関係はあれで良いのかな、と。
確かに感情移入しづらいし、悪魔くんが理想を語る場面では「お前が言うなよ!」とは思ったけど、読み終えてからは、なんだか強烈なものが胸に残ったので、その複雑さも含めてこの漫画の魅力かも知れない。
子供の頃に読んでいたら、勘違いして変な影響うけたりしてヤバかったかも。 してほしいかはともかく、深夜アニメ向きではあると思う
しかし視聴率が取れないだろうな…… >>331
あの時間帯のアニメで平均4.8%、
10話ではノイタミナ枠史上最高の5.8%(当時)を取ったことで話題になった 墓場鬼太郎はBlu-rayが2枚で二万超えだったわ…。 >>328
千年王国は
戦後日本の左翼運動が60年代学生運動に挫折して70年代にかけてテロ組織化し否定されてったときに
その左翼のブレイン連中がオカルトにはまってったのに相当影響してたと思うぞ
(初期ムーのブレインだった八幡書店の某とか・・・
そういう中から80年代〜オカルトテロの麻原ちゃんも育ってしまった
誰だったか文化人?が「悪魔くんがユートピアを作ってくれる」というのが支えになったって書いてるの見た覚えがある
あの悪魔くんが雲上から使徒を従えて歓呼する民衆に対するラストシーンは
なんかのオピニオン誌で見た覚えが
左翼オカルトの原風景みたいな感じで(好きなシーンだけどね ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています