中島「木多! 編集部は星野、目をつぶって。を打ち切りと決定したぞ!」
木多「……永椎め! あんなクソ展開を計算通りなど」
中島「……奴を責めることはできまい。あの展開で進めるように持ちかけたのは編集だ」
濱田「わかっていただろうにのう。木多」
木多「濱田」
濱田「あの売上重視の連中が作家が自分で計算する展開など認められるものか」
中島「では我々に何の手立てもないまま、売上を守って連載し、打ち切られろというのか!」
濱田「そうじゃ、それが編集部の言う「正しい作家」の一生だ」
木多「自らは筆もとらずに、我らに連載せておいてか」
混乱「中島君! 編集がラノベの挿絵に君を推してきたんだが!」
中島「よし」チャキッ
濱田「描くのか」
木多「……打ち切られるなよ」
中島「ケツ絵など何枚描いたか知れないよ」