>>775
完全になかったことにされてしまった
「姫ちゃんのリボン」(水沢めぐみ)
単行本未掲載の幻のストーリーですね。それは。

魔法のリボンで変身出来る、アニメや舞台にもなった、さらに数年前に新たな漫画家とストーリーでリメイクすらされた超有名少女漫画です。

ただし、売っている単行本や文庫本等の姫ちゃんのリボン漫画を買っても、そのエピソードを読むことは絶対に出来ません。

その話は当時、りぼんでは数ヶ月にわたり連載された姫ちゃんのリボンのストーリーながら、
単行本になる際に、バッサリとカットされてしまった、なくなってしまった幻のエピソードのストーリーだから。

主人公姫ちゃんが、女優をやっているクラスメートの結花と演劇部と共に、原作が母親で監督が父親の映画に出演。結花と一緒に映画に出れてうれしいとはりきる姫ちゃん。

映画出演を目的に演劇部に入部するライバルの日比野さんや、もともと演劇部だったと言いはり今までいなかった幽霊部員のくせに映画出演目的にやってくる有坂。
日比野は中学生ながら撮影に化粧をしてきて、落とすよう注意され、ふてくされる。

その学校での映画撮影を頑張る姫ちゃんの父と、原作者である姫ちゃんの母。

同時期に、織田かずや(姫ちゃんはオダカズと呼ぶ)という、姫ちゃん母親の大ファンの隣の中学校の少年が現れ、
彼は撮影を見学中、姫ちゃんの変身を目撃。姫ちゃんの秘密を探る。
この織田くんはなんと最終的に魔法の国へまで行ってしまう。

りぼん掲載時にはこのストーリーは確かに存在しました。

ただ、単行本になる際に、このへんのストーリーは、完全にカットされ、なかったことになりました。

長くなったため次レスに続きます。