>>44 >>53 >>55
スラムダンクが連載していた90年代は、日本にとってアメリカ
バスケとその頂点のNBAは天上界も同然で、どれ位レベルが
かけ離れているのか想像する事も難しかった。

谷沢みたいな勘違いの思い上がりタイプをも含めて、たくさんの
若者が渡米して挑戦を続けて来たからこそ、具体的なレベルの
差が少しずつ分かり、現実的な道のりが見えて来たんだよ。
バスケ以外の事で何が必要で、何に気を付けなければならないかも。
現在NBA入りに可能性があると言われてる八村や渡邊(後者は
相当難しいと思うが)は、そういった先人の試行錯誤と
そこから得られた教訓を参考にして今がある。

沢北の身長だと、アメリカの高校以上のレベルだとガード一択。
唯一普通の人に近い身長で出来る分、どこの国のどこのリーグでも
一番層が厚く、その国のバスケレベルや育成環境の差が如実に
反映されるポジションになる。
高いレベルで通用する可能性はまずないが、沢北の世代は
日本最高レベルの才能の持ち主が本場ではどれくらいやれるのか
次の世代に示せれば十分だろう。
フィクションなのに、劇中で将来NBAを目指すなんて誰も言えない
時代だったんだから。