きっと最初の予定は、ロックも実はバンパイヤだった、あるいは
バンパイヤたちを従えて世界征服に乗り出すも、ロックによって
利用されているだけで裏切られた騙されたと感じたバンパイヤ達に
よるなんらかの復讐によって(吸血鬼にかまれたら吸血鬼になるように)
ロック自身もじわじわとバンパイヤになってしまうようなことになり、
その身が破滅するというようなことだったのではないか?
(少年サンデー版の終わりは、最後の進み方が急速で、途中で切り
上げたかの感があるし、話はまだ完全には終わっていないかのような
含みを遺してお終いになったと思う。その後第二部がちょっとだけ
別の雑誌に載ったがやはり途中で打ち切られている、そうして全集版で
完結編を書くつもりもあったらしいが、果たさず作者は絶命した)。