確かに改めて読んでみると台詞の節々に梶原らしさがあるね、梶原らしくないと感じたのは全体的なSF色の強さ故か。

主人公はサイボーグとされながらも、機械的装置を組み込まれているのではなく、細胞を強化されたもの、
それは手塚的でもある。

敵サイドの、死体を調べたらそもそも死体ではなく、ゴムや金属のかたまり、
しかし機械的装置もなく、飽くまで人形。
こういう設定は手塚でも思いつきそうじゃないな。