山田芳裕 『ヘうげもの』 追憶之席 一
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豊臣の治世がよかったとかへうげでやたら言われるけど、実際どないだったんだろ?
落書き事件とか連座で数百くらいの庶民がぶっ殺されているけど >>197
形だけの真似を見せられては空々しく感ずるものです
茶室が下半分黒いし澁庵ぽかったから >>235
いわゆる過去の美化であって良かった部分しか見えてないと思う へうげ本編が終わってもいろいろ企画やってるみたいだけどみんな買ったり行ったりしてんの? >>239
本編でも花削ぎとかの恐怖政治部分とか朝鮮出兵とか負の部分を描いているから過去の美化と息苦しさとの両面については描写してあるよね 茶々も秀吉が死ぬときはせいせいする気分のほうが大きいとか言っていたのに、死んだら「太閤殿下のころはよかった」だし
本当に勝手だな よかったからそう思われる
本当にアウトだと後からでも嫌な思い出にしかならん 秀吉最期が「楽で上様に勝ったわ」だし
でもあの芝居に参加していたのがみんな東軍っていうのはなんとも言えん >>233
当時の百姓は結構凶悪だったと聞くが
冬の間百姓仕事が無いから積極的に戦に加わった者もいるって聞いたぞ 当時の足軽は百姓みたいなもんだ
一家の次男坊以下
農繁期は手伝い飯を食わせてもらうがその他の季節は乱捕り=悪党になる罠 晩年の秀吉の夢の中に信長がでてきて、よくも子供たちをあんな目に合わせた、お前も早くこちらへ来いと引きずり回した、なんてエピソードがあるよね ゲヒは結構ちゃんと武人なので
人の生き死にとか安らかな平和とか
ぶっちゃけそんな重視してなかったんじゃないかなー
その代償に「へうげ」が消されるのなら尚更。 この作品の時代だって鎌倉時代とか室町時代に比べたら文明人やぞ。
何しろ「一人旅の女はファックしてもおけ」とか「家の前を通った坊主は弓の練習の的にでもしろや」がデフォルトの世界やから。 鎌倉はなあ…リアルヒャッハーワールドだから。
後世の人々の理性と彼等の理性は、理性といいながら似て非なる代物という位次元が違う。 キリシタンじゃなくても気軽なファッション感覚で十字架をデザインした道具使ってたりとか
>>244
戦いが終わった戦場で戦死者から武具や衣服をはぎ取ったり積極的に落武者狩りと
当時の農民は結構強かだよ 落ち武者狩りは逆にやらないと勝った側の将兵から略奪焼き打ちされかねないというね
陣へ首を持って行けばこの村は協力してくれた側って事で安堵状とか一筆もらえて村を守れたとか
落ち武者を狩れなくても村長以下で戦勝祝いと称して酒や肴を届けに行ったり大変 落ち武者って言うか賞金首とか流刑の認定食らうと基本的に法の庇護を受けられず自力救済で生きるしかないからね。皇族とかでも賞金首や流刑の認定食らって身ぐるみ剥がされたとかデフォやし >>254
作中で右近が使ってた十字の釜がカッコイイ バイプレーヤーズの面々はどいつもこいつもへうげ向きだと思う アニメ第二部はやらないのかなぁ
このままじゃ
いい仕事してますねぇ〜の中の人も
いい仕事してましたね チーン!になってしまうぞ
そも最初に見かけたのは緋が走るだったかな?
怪しげな骨董俗物かと思っていたよ、すまそです。 登場少なかったが、細川ガラシャはキャラが立ってた
あの方の娘なら高潔な才女だろと思っていた俺の期待をいい方向にぬっ壊してくれたw >>236
小堀がお止めなされといわず、切り刻まれてすさまじい形相の晒し首になった織部でも乙な最期だと思う あれだけ憎んで頑なになってたのが最後の最後で許したとなると家康の度量のでかさにも驚かされる 自分自身で非常にならなきゃって意固地になってただけで
元々は気のいい熱血親父だったからね
自分を縛ってた心の鎖が切れて元に戻ったんだろう 笑みを浮かべて死ねるとは思えなかったな家康、大久保長安がいらんことをしたせいが大半なんだが 天海が秀忠側について、家康を追い落とそうとしたの
描写があっさり過ぎてかえって震えた >>269
心の鎖を解き放つ放屁脱糞…一座建立とはああいう結末を指すのでござろうかの… >>271
光秀の遺品を「即刻捨てろ」なんて言い出したら、おかしくなったと思うのがまあ普通 家康「かような物は要らぬ!一切を処分せい!」
天海「物狂いか……」 天海に安土盛り云々は分かるわけないし
まあ家康も今わの際には「鯛のテンプラのニンニクがけ喰いたい」とかひょうげたことを言っているけど パイナップルの容器を光秀がいつ拾ってとっておいたのか描写が無かった というか、あの場に光秀も居たか? わしが大事にとっておいてしまっているメロンアイスの容器も
わしが死んだら嫁さんに捨てられてしまうのな >>277
安土の饗応の責任者は光秀なんだからいるし、へうげものでも出ているぞ
つーか家康が光秀にどなっている パイナポーを取っておくにしてもわざわざ葵紋の部分を切り取ぬいてるあたり
織部だけを認めてたわけじゃなくて家康の実直さや純粋な所を見抜いて好ましく思ってたのもあるのではないか
既に疑心暗鬼に陥ってたから悪く受け取るしかなかったが むしろ家康に安土盛りを愉しめるくらいの数寄を身に着けてほしいみたいな感じやね
最後の最後の織部の脱糞でようやくかなえられた >>280
手元に持てそうな徳川を象徴するものがあれしかなかったって解釈だったのが天海とかなんだろうな
現に納得しながら見せているわけだし >>276
ちと違うかな
鯛のすり身に塩、生姜を入れて油で揚げる
それにすりおろし大蒜を少量つけて食べる
鯛の薩摩揚げは旨いだろうねぇ
以前嵐山さんとまだ手がちゃんとしてた六三郎さんが再現してたよ
今更ながらに器は料理の着物
料理のために器は存在するのであって
器のみに血道をあげ中身を思わぬは脳無しの極みなり
されど美しき着物を見て妄想してハァハァしちゃう人
アレっ?それもありかw 最近パンツ泥棒が捕まってたが、どんな人が着てたか妄想するのが楽しいそうな
気に入らないおばちゃんパンツにはおしっこをかけてそんまんまにしてたそうな さつま揚げとか茶色いものを織部の緑釉皿に盛ると一層美味そうに映えるんだよね
家康は目にした事があったのかな 天海は長生きの秘訣を秀忠に教えるとき、粗食や入浴等の最後に屁をこくことを付け加えたらしいね
二人の吹き出す様が見えるよう ちょっちゅね、幽斎や高山の妻(ゲヒの妹)のような出オチ感バリバリに見えるキャラが
要所要所の鍵を握ってたり味のあるキャラになっていくのがすごい
本当に出オチだったのはヨン様くらいw 単なる小ネタだろ、細川についてへうげは詳しくやっていないし 東北の田舎芝居じゃストーリーに関係なく義経一行をモブで登場させないと客が納得しなかったとか
そんな感じで武蔵とか有名どころは押さえておかないとね 吉川武蔵では光悦に絡んでるからあの後出番があってもおかしくなかったんだよね 連載中に安土城の構造についての新説も出たよね
安土城にはバルコニーがあったというの
その説が正しいなら信長秀吉家康は色々あるけどそれぞれ文化的には独自性があるというか
秀吉は信長より凄い城を作ろうとして、家康も秀吉以上の城を作ろうとしたんだろうな そらそうだろ
超えるだけじゃなく、否定しようともした
悪い意味の否定ではなく、統治の上で必要な否定 豊臣が織田を越えるために起用したのが宗匠で
徳川でそのポジションは遠州なのかな 薩摩切子に桜島大根を盛っていたのは、もったいないと思った ええい、いつまで待てば実写情報追加されるんだ!
マチクタビレター 土中の焼き物を探知するテクノロジーがあれば
捨てられた大量の織部焼が発見されるのに 金属だの水分の分布を調べる方法はあるけど陶片となったらかなり難しそう
そんな技術開発ができたらまずは産廃の不法埋設の調査に使われるだろうな〜 地下に産廃なんて無いよ
値引きは出来ないんDEATH 今でも山の中には窯跡があるんでそ?
当時のものなら欠片でも価値があるあろうな
断片からゲヒの息吹が感じられるかも 初期伊万里の釜跡が見つかったときに、
新聞に載ったとたんに盗掘された事件があったなあ
陶片でも金になんのかねえ? 由緒正しいもんじゃなく戦時中に作られた陶器製手榴弾のカラが大量に捨てられてる河原が有って
マニアが自然堤防を掘り崩しちゃうので危なくて困ってるってとこがあったね
ヤフオクなんかでけっこうな値がついてるのでお宝なんだろうな 人間国宝が作った陶器手榴弾もあるっていうしマニアは欲しいんだろうね 骨董や美術品、工芸品て業者が作者が居なくなった作品の値段を吊り上げるからなぁ
再評価というと聞こえはいいが要するに希少性に乗じた需要喚起なんだよな 売れる物には、芸術価値 希少価値 歴史的価値の何かががあるって中島清之助がいってたなあ
芸術品としては価値が無くても、希少価値や歴史的価値があって、欲しい人が要ればタン壺でも売れるってさ 現代の日本画の作品はトータルでパイの大きさが決まってて、
生きてる間は値段が付くけど死んだらガタンと落ちたりする
ただ、そういうシステムもこれから変わってくるかもしれないな
政治と結びついてこのシステムを作ったのは平山郁男だという話もチラホラと
平山は漫画家で言えば赤松健だという見方もあったりして、色々面白いと言えば面白い
政治と芸術はへうげの頃から色々あるね 経済で読み解く豊臣秀吉 東アジアの貿易メカニズムを「貨幣制度」から検証する
上念 司
https://www.amazon.co.jp/dp/4584138575/ >>311
平山郁夫のシルクロードシリーズなんて行って書くのにいくらか金掛かってるか考えたら
新聞社や企業とタイアップしないと駄目なの分かるじゃん
シェイクスピアもモーツァルトもミケランジェロも大作作るにはバトロンが必要だったし
そういうマネジメント能力はあったがええよなあ 職人が数ヶ月かかって仕上げる工芸作品なんか材料費の他にその間の生活費やらなんやら必要だし
大名からの支援が不可欠で明治になったら庇護を失い一気に廃れたのも無理ないね
スーパーカミオカンデでノーベル賞もらった人も国に莫大な金を出させたくさんの企業の協力を取り付けてこそで
マネジメント能力のすごさを称えられているし >>310
ルソンの糞壷が万金で取引されているのを見て
南蛮人がこいつら馬鹿なのか賢いのかワカリマセーンと言ったとか
そしてその万金茶壷がクソだと知ってサル激怒
しかし呂宋助左衛門はとっくにルソンに逃げ出していましたとさ
でもそれらはスンコロクで焼かれたもんでそ
壷だけでなく日用雑器にも名品が多くあり茶人も大いに好んだそうな
かの善十殿の汚い宋胡録は名碗軒蓑に変化したし >>300
人跡未踏じゃないやないかい!…とツッこんだら負けかな? 村上隆なんかは叩かれやすいけど、そのあたりのマネタイズの仕組みをいろいろ考えている印象がある ルソンの壺は100円ショップでズラッと並んだ中から出来の良いガラス細工や陶器を見つけてくるのに似てる
助左衛門が良さそうなのを見つくろって利休がその感性で特に出来の良いのを見出したのが橋立の茶壺なわけだし
幕末にビール瓶を南蛮徳利と称して高額で売りつけて回った商人に比べたら良心的 >>320
あー思い出した
昔々松田優作の物真似を原田さんに言われ無茶振りされたけど
本人はノリノリでやっちって、大うけしたんだがちょいと離れた所から
竹中っ!おまえナメてんのかこの野郎!!って握手された人が演じていたな
宗易殿が御館様に進呈した茶碗は朝鮮製で二束三文ですよと告げ口したら
たわけっ!と渡キックを食らっていたよ
その後その審美眼に褒美を与えていたと聞いて感服したんだけど
後年のすれ違いは最初からあったんじゃないのかね
利害の一致と政見の違い 時代によっては渡海してきた陶器ってだけでそれなりの価値は有りそうだけどな ルソン壺が便壺だというのはなんか落語的なノリがある
面白すぎるというかさ >>310
堺屋太一の『秀吉』でも家臣が小型のルソン壺を指して
「これに至っては尿瓶にござります」
秀吉「げえ」
というやり取りがあった。 左介がでっち上げた糞柿の由来なんかからすると
そういうの気にしてなさそうだが
徳川家にはガチでタン吐いたやつもいたし アチラ系のお人にとって糞尿臭はホンフェだったっけ?
高級食材の臭気ゆえ 心配ご無用!
思うにアチラ系は小便を壷にためてそれで顔を洗う習慣があるそうで・・・
うーん隣国なれどなんでそんなに違うのかね?
マジ不思議に思う 10年ほど前に羽田で瓶入り焼きくさやを購入して出張から帰宅
妹「なんでこんなもの買ってきたん?責任もって食べなさいよ」
とか言ってたのに俺が旅塵を払おうと風呂入ったら台所の方から
「ぐえっ!!」
なに好奇心に負けてんだw
そばにいた母は「鼻近づけちゃダメ!」と言ったそうだが2秒ほど遅かったらしい
ちなみに拙者もマヨネーズ付けて匂い消さないと食べきれんかった
味は確かによかったんだけどね >>329
くさやはな、そのものよりも素手で摘まんだ指がまた香ばしくてな >>328
ホンオフェはエイの発酵食品だからアンモニア臭はするだろ
北欧(アイスランドだっけ?)にもウバザメの発酵食品がある
半島が嫌いなのは同感だが何でもかんでも叩きに使うのは美しくない ホンオフェのアンモニア臭は、夏のキャンプ場のトイレの便器に張りついてるトイレットペーパーを口に含んだ感じと聞いた あっちに出張に行った時連れられてホンオフェを食べた事あるけど
口の中がスーっとしてピリピリきて何か薬品を口に含んじゃったみたいな…
酒は噛んで食べるような粒のあるドロドロのドブロクで口の中で臨界が起きてKOされた
くさやなんか京料理みたいなお上品なものだよ〜 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています