>>248

付けたします。

Wikipediaの『聲の形』リメイク版に関する部分を読むと、
島田達は西宮をいじめていたときから、石田に対してもずっと机に落書きをしていたと
あります。

https://ja.wikipedia.org/wiki/聲の形

その上で連載版を読んでみると、石田が島田達を本人達の意志を無視して危険な遊びに誘っていた様子が
浮かび上がります。

これは、高校生になって永束君が嫌がる石田を映画撮影に無理に引き込もうとする構図と
同じです。永束君は小学校時代の石田がそのまま高校生になった人物で、永束君と接する
ことで石田は小学校時代の島田達の感情を体験していると思います。

石田は自分の事をガキ大将と思っていましたが、実は永束君と同じように珍獣扱いされていて
お母さんにお菓子を用意してもらう事で島田達に友達になってもらっていたのではないか。

永束君と向き合う事で石田は小学校時代の自分と向き合ったのだと思います。