頑張った

彼はネズミ一族の一人
妖魔とは思えない弱さ。妖魔と比べて弱い普通の人間でも二人いれば確実に倒すことができるだろう
それゆえに妖魔の中では馬鹿にされている。
しかし、妖魔の王となった血丸は、このネズミ一族を「高待遇」で扱った。
ネズミ一族は他にない能力があったからである。
それは「人ですら孕ませられる能力」
通常の妖魔はその力が強すぎる為、母体が耐え切れない、しかしネズミ一族は人族であっても生殖可能であった。
そしてそれは時に人間に対し有効であることを妖魔の王は知っていたのだ。

あるネズミが、極秘任務を受けてある一味に取り入った。
味方からは「先走った」と思われ、血丸も冷遇しているように見える。
そのネズミはその一味から少しずつ信頼を受けるようになっていた。

ある日、その一味の少女が熱で倒れた。
呪力の使いすぎによる疲労であった
その機会は逃さない
周りが治療方法を捜す中、看病を名乗り出る。
周りに気配がないことを確認した後に行動に出る。
呪力の低下により抵抗力を失っていた少女はなすすべもなく蹂躙されていく。

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なんかネズミのやついたよなーどこいったんだろうな?あいつっていうのと
ネズミって受精率がほぼ100%らしいぜってのをどこかで見た結果生まれた妄想
知らないうちにいなくなったよな あのねずみ。