明記されまくりというレベルだと思う。
まず、一刻館自体が坂の途中にあるよね。
正面少し遠いところから描いた絵で、左下の方が明らかに下がっている。(塀が左のほうが高さがある。)
まさに「坂の途中」というタイトルのエピソードで、2人が坂を下って追いかけっこしている。
犬の惣一郎が行方不明になったエピソードで、夕日をバックにした五代を響子が下から見上げている。
「怒りのウィドウ」で、響子が五代に向かって投げつけたものを含め、缶詰が次々と坂を転げ落ちている、
茶々丸は坂の中腹。
などなど。
ちょっとした坂ではなくて、山の手らしい、自転車では乗ったまま登るのをためらうような急坂。