三原順 Part11
はみだしっ子
ルーとソロモン
ムーン・ライティング
Sons
等々
三原順の残した作品について語ろうか。(次スレは>>980踏んだ人が立ててくりゃれ)
【前スレ】
三原順 Part10
http://medaka.2ch.net/test/read.cgi/rcomic/1430993303/ 僕の前に道はない
だから僕は何処へでも行けるさ
僕の後に道はある
だから僕は何処へも行けない 高村光太郎っててっきり妹思いなのかと思っていたら
史実では妹の見舞いには行かず愛人と遊びまくっていたと聞いて
自分の中で檸檬の評価がガタ落ちした 檸檬って、智恵子夫人が対象かと思ってた
同じく石川啄木に激しく失望した記憶が蘇るw >>253
いったい何の話をしているのか。
おかしい。 いったい何故みんなこんな馬鹿げた話を続けているの。 来年出版予定の画集「三原順All Color Works」の告知用のツイ垢があるんだけど
そこで元担当編集達が語るいろんなエピソードが載ってて
>ある時、三原さんに「私ははみだしっ子4人のうちの誰に見えますか?」と聞かれたので
>「表立ってはグレアムだけれど、アンジーでしょ」と答えたら正解でした。
>アンジーに最も近く、そして「サーニンになりたいんですよ」と話してくれました。(3代目担当U・Sさん)
というのがあった
うんうん納得いくわぁと思ったよ
アンジーの扱いがひどいのはご自分が最も投影された分身のようなキャラだからという
気安さもあるのかも だから>>231が言うようにアンジーに興味がない、という訳じゃないと思うんだ
もちろん気安さだけじゃなくて、照れとか自虐とか、それら全てひっくるめた複雑な思いというか
そういうのがあって、あまり良い扱いしてあげられなかったのではという気がする ビッコで3人の足を引っ張る
不貞腐れて3人の足を引っ張る
サーニンの一人立ちの邪魔しかしない
リッチーにボコボコ
グレアムにボコボコ
小便漏らしながら悔し涙 自分はアンジーでサーニンになりたくて
でも一番描きたかったのはグレアムってとこか
マックス・・・ >>259
養子に行った1977年の時点で13歳だったから1964年生まれかな?
それなら55歳位だ ありがとう
そっか、55歳か〜
いろいろ乗り越えて、穏やかに暮らせてるといいな グレアム要素がなければグレアムというキャラは
描けないと思うので
グレアム崩れのアンジー寄りって感じなのかな
サーニンになりたいっていうのはそうだろうと思う
グレアムがなりたかったのもサーニンやジャックだから レトロ少女漫画実況の人がマックスは一人で完結しちゃってる感じみたいなこと
書いてたような
イノセント、癒しの記号みたいなとこもあるしな 作者の理想の容姿がアンジーで、理想の性格がサーニンで
内面がマックスを内包したグレアムなんだろうと思ってる
作者&作品から一番遠くにいるのがマックス
連載前の読みきりだとマックス視点の回想で結構冷たく突き放して仲間を見ている感じだった 読者側だって、グレアムやアンジーに共感したりサーニンに憧れたりはするけれど
マックスはまさに自分そのものだって思う人も
ぜひマックスみたいになりたいって思う人もいそうもないだろうしね
いろいろ事件を起こしてくれる便利キャラ及び愛玩物 グレアム・アンジー。サーニンは自身の投影
マックスは他者に望む姿の投影なのかなぁ >>271
マックス→ぼく負けなかったもん
小便ジョバー
アンジー→無言でプルプル小便ジョバー
大して変わらんなw >>273
グレアムはなんだかんだで薬中にはならないと思うな
アンジーはわからない
>>274
マックスのほうがアンジーよりずっと芯が強いでしょ
前転繰り返しながら、どんどん強度が上がって差が開く一方だね >>276
確かに2人ともあんまり他人に寄り添うタイプでは無いし
他者と向き合うタイプでも無いな
サーニンが一番友達や仲間を作らない性格だけど好きな人達に対しては誠実で
心から尽くすからあまり孤独には見えない
サーニンて流れ星銀の大輔みたいな少年だと思う この前久々に読み返したとき一番泣いたのが
サーニンがゴール手前で止まったシーンだったな ところでここの人は豪華画集は購入予定?
「三原順All Color Works」ね
昔買った出版物(チェリッシュギャラリーとか絵本とかも含めて)今も大事に保管して持ってるし、お値段結構するからどうしようか迷ってる
新規の絵は見込めない訳だしなぁ Lost & Foundの時も高いな〜と思ったけど、後になると買っといて良かったと思った
今度はどうかな、と迷ってるところ >>281
あっちは未収録漫画とか読めて損は無かったけどこっちはちょっとナー >>285は遠くからグレアムツリーを運んできたサーニンだな >>281
わたしは買い損ねてあ゛ー!orzだった口…
画集は食指が動かないや >>280
買う。
三原順は、まだ商業ベースにのる作家であることを示すために、断固、買う。 >>270
構想段階では完全にマックスさん主人公だったって聞いた事あるような気がする >>253
智恵子は妹でなく奥さんでしょ
シスコン…もとい妹思いな宮澤賢治の「永訣の朝」と「 レモン哀歌」がよく比較される
ちなみに「檸檬」は梶井基次郎 桜の木の下に死体が埋まってると言った人 そういえば、梶井基次郎の未完の断片に冬の嵐の晩、
遭難した船の乗組員を海女たちが救出するシーンがあって、
冷え切った男たちを海女たちが素肌で温めるんだけど、
男たちが荒れ狂う波にもまれながら岩にとりついていたため
みな爪がはがれていた、という描写があった。
海から引き揚げられたグレアムの手の様子を読んで
「これはあれだ、梶井だよなあ!」と一人喜んでいた。 「山の上に吹く風」の銀行強盗の台詞はやっぱ梶井基次郎だよね 昔、坂口安吾の原作を読まずに桜の森の満開の下での舞台を観に行って
てっきり死体が埋まってる系の話かと思ったら違っていた 295だけど、調子に乗って「これは、あれだ!」と思ったものをもう二つ。
・「残骸踏む音」のタイトルページは、ユージン・スミスの「楽園への歩み」から
イメージをもらってると思う。初めて「楽園〜」を見たとき、「おおおお、これは!」と、
ひそかに興奮した。
・ジェイムズ・ジョイス作、丸谷才一訳の絵本「ねこと悪魔」が、マックス達の劇の
原作だったこと。大昔、図書館で見つけてにやにやした。ちなみに、絵本の中のねこと
悪魔は、番外編「A]にも出演している。 ローズウォーターさんとかM.R.ジェイムスとか、探して読んだ思い出が レイモンド・カーバーの「ぼくの座っている場所」だっけかな?
思いっきりD.Dシリーズ( シリアスな方)連想した ディック・フランシスの「度胸」もリストに入れてー
「裏切者」にはかなりネタが入ってる
弛緩剤を染みこませた角砂糖、地下室で水ぶっかけられて凍死寸前(主人公が実際やられた)、
とどめに犯人の開き直りに対する「吐き気がする」 でもあの小さな割れた窓からバーガー医師にかかるように水をかけるって
バケツでもホースでも無理じゃね?と当時から思ったんだけど >>302
『裏切者』と言えば何年か前に競走馬がドーピング云々ってニュース見てそれをおもいだしたな〜
>>303
そこはグレアムですもの要領よくやったのさ >>304
伝染性貧血で殺処分される馬を密かに逃がすくだりは当時の人気馬テンポイントのルーツの話だな テンポイントと言えば、サーニンの出るレースの前に
骨折した馬のシーンがあって、まさにあの頃テンポイントが骨折したはず。 マルゼンスキーの方が好きだとは言ってたけど
サーニンがテンポイントのハチマキしてたのが印象に残ってる 復刊ドットコムの「かくれちゃったのだぁれだ」の説明、「ムーンライティングシリーズのD・Dの少年時代」となってるけど、これはXDayの方のD・Dのような。 伝貧逃れといえばむしろまんまクモワカでしょう
サイアーラインにテンポイントいるところがまたドラマティック あ、305はその意味で書いてるのか
御無礼後容赦を >>309
殺処分されるはずだったクモワカの子ワカクモのそのまた子供がテンポイント
天馬と言われたトウショウボーイと名勝負を何度も演じたが、その2頭が勝てなかったのがマルゼンスキー スレチですが三原さん気に入ってたみたい 2月から5月まで、明大の米澤記念館で、これまでの10年間にやってきた
展示会を振り返るイベントやってるって
ttps://www.meiji.ac.jp/manga/yonezawa_lib/exh-ayumi.html
三原さんのやつも入ってるね 復刊運動やってて、元アシでもあった笹生那実さんの
「薔薇はシュラバで生まれる」読み終わった
三原順は登場ページ少ないけど、意外な情報もあって読み応えあったよ!
ほかの先生方のもよかった >>313
読んだ読んだ
三原さんの人物画がちゃんとはみだしっ子時代の三原絵になってるところが
さすが元アシというか…(美内さんのところもちゃんと美内絵になってたし)
しかしあの時代をリアルタイムで読んでた婆にはなつかしいなんてレベルじゃない
本だったな… 読んでないや
三原以外はそんなに興味ないけど面白いかな >>315
313です。
自分はほかの先生にも思い入れあるから何とも言えないけど、
三原さんが三原さんのマンガのキャラみたいでよかった。
笹生さん、同人誌では自分の絵に寄せて描いてるから、
今回はかなり丁寧に三原さんのペンタッチ再現してると思う。
スレチになるけど、マンガとしては美内すずえのいい意味での大阪のおばちゃん感が面白かった。 >>315
昭和時代の少女漫画(主にマーガレットあたり)をある程度読んでないと、いろいろキツいかも
笹生さん自体昔の少女漫画絵だし、いろんな漫画家さんの名前が説明なしに出てくるから、
名前見て「あ、この人○○を描いた人だ」とわかるくらいの基礎知識はあった方がいいと思う
特に美内さんは「ガラスの仮面」くらいは
三原さんについて描いてるのは10ページだけど、いろいろ濃い内容だったな >>316-317
315です
コメントありがとうございました
三原順以外の方々は1作読んだことがあるかないかくらいなので理解できないと思いますが、結局ポチりました >>313
が紹介してた笹生那実さんの本、重版決まったみたいね
私も読んだけど面白かったよ
少女漫画史上でも最も劇的な進化を遂げた時代って感じだし、三原先生のエピソードも楽しかった(量は少ないが)
あと豪華画集、予約はしてなかったんだけど発売日が近くなってきたらやっぱり欲しくなってamaz〇nでポチったわ
チェリッシュギャラリーもカレンダーもトランプも絵本もLPレコードも、ついでに花ゆめの付録なんかも
リアタイで買って大事に保管してあるから持ってるイラスト多いかもしれないけど
年賀状等の私信で使われたイラストなんかもあるみたいだし、あれこれ引っ張り出してこなくても好きな時にさっと見られるのもいい
製本も凝っていそうだから届くの楽しみ 画集の刊行記念にスパンアートギャラリーで原画展やるんだな
(3月20日〜4月7日)↓
https://span-art.com/exhibition/2020/202003_miharajun.html
あと今年も花束企画始まってるね
寄せられたメッセージの中からいくつかが、6月に札幌で開かれる「三原順の世界展」の図録か展示に掲載されるとの事 >>321
昨今のご時世だからどうなかぁ〜って検索(場所確認もあった)してみたらやってるようですね、今日から三連休だから行って来ようかな >>321
行こうと思ったんだけど…
コロナの騒動でダメだわ >>325
厳しいよね…
ちょうど開催期間中に上京する用事があったから、行けたらいいなくらいの気持ちはあったんだけど、
用事そのものがコロナの影響でなくなってしまった
ましてや関東圏がこんな状態じゃあな… 秋にもう一度やることになりましたね。秋で大丈夫か不安ですが、、 久々にこのスレを開いてそしてはみだしっこも読み返してみたけど
ジャックやパムだけでなくグレアムのおじさんもものすごくいい人だよね
妻の死がああいう経緯だったにもかかわらずグレアムに気をかけてくれてむしろ父親と離れての生活を支援してくれてたし
グレアムと同じくおせっかいなまでに面倒見いいしw
異例な生活を助けてくれたのはグレ父の異常さを理解していたからというのもあるのかな
でもってグレ父はあんな性格にもかかわらず優れたピアニストだったのだな まあ人格と才能は別物だからナー
それをごちゃ混ぜにする輩のなんと多い事か
でもJUNは知っています 情緒やイマジネーションには劣っていそうだけど
ものすごい超絶技巧の持ち主だったとか何等かのセンスはあったとかなんだろうか グレ父はピアノ至上主義だったんだろう
何よりもピアノを愛しており息子もピアニストにする為に欲しかった、みたいな
芸術家って割と人格的にはアレな人多いじゃん 人格的にはアレだけど感性豊かっていう芸術家はあるが
グレ父はまさにその感性が弱そうじゃん
でもそういう異常な人だからこそ出せた異様な魅力があったとかw 死ぬ間際までピアノを弾いていたグレパパは嫌いじゃない トリスタンでのグレアムが生き生きとしていて好き.
マスターやダナや常連メンバーもいい人達
なんか新選組(近藤)から離れて近代戦に目覚めて生き生きしだした土方歳三みたい 短編の「26回目の小旅行」がらみのレスかと思ったけどただの誤爆? はみだしっ子に出てくる音楽がサブスクで聞けるからあれこれ聞いてるけど
Someday never comesがのんびり呑気な感じのカントリーソングでなんかちょっと笑ってしまった xday読んだけどシーンが飛び飛びでまるでページが抜け落ちたみたいなんだけど昔の本だからそう感じるのかな?
同志いません? >>342の読んだ本が落丁&乱丁だったに1000カノッサ 具体的にどの場面とか例示してくれないと反応のしようがないナー なんか解決しました
飛び飛びに感じるのは著者の前の漫画見てないとわからない登場人物がいるからですね ああ、「Die Energie 5.2☆11.8」ね
自分はリアルタイムでそっちを先に読んでたから別に感じなかったが
そういう人もいるかもナー あほな質問で申し訳ないのだけど、
「僕がすわっている場所」で、D.Dがボスにテープを渡してからの流れがよくわからない…
リッキーが汚職のためのシステムの概要をテープに保存していて、
それをボスに渡すことでボスの方から警備会社と手を切ってもらい、
証拠のテープをもとに汚職システムの痕跡を消滅させて、
何事もなかったかのようにしたってこと?