後、フリーザの気のコントロールに関して、別の視点から考えてみるの面白いと思う。

スカウターは人の体から漏れ出ている気を数値化しているのは間違いないだろうが、この関係性は結構複雑だと思う。
フリーザ軍は気のコントロールができないはずだが、地球戦でベジータがナッパを殺した時に初めて悟空はベジータの気の大きさを知って驚愕している。
さらに、ナッパも天津飯を攻撃する前にオーラを出して、ピッコロたちを震え上がらせている。
という事は、フリーザ軍も気を上下させる事はできる。
だが、フリーザ軍のセリフから、この気の上下ではスカウターの数値は変動せず、対象者のマックス値が表示されると思われる。

つまり、スカウターは地球の戦士ですら感じる事ができない気の変動すらも数値化できるということになる。

だが、地球の戦士がいう気のコントロールは、上記の気の上下とは別のテクニックであり、これはスカウターの数値すらも上下させるような芸当という事だ。

そして、ギニューはハッキリと自分は戦闘力をコントロールできる、つまりスカウターの数値を変動させる事ができると言っている。
また、フリーザも上記の概念を理解しているはずのベジータが、フリーザが戦闘力をコントロールできるなんて、と言っている事から、この2人はある程度地球の戦士と同様に気を抑えたり上げたりができる事になる。