【なまけものに】水木しげる その27【なりなさい】 [無断転載禁止]©2ch.net
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あれは民俗辞典みたいな本に天邪鬼の扮装の挿絵として載ってる絵が元だから正しいね >>273 >>274
あの扮装は千葉の野田市や茨城県の竜ケ崎市に伝わる「つく舞い神事」の舞い人の扮装が元じゃないかと思ったんだが
柳田國男(当時は旧姓松岡)が十代前半で茨城県利根町の兄貴のところで居候してたとき
この神事を見た記録があった覚え
元々は旧暦の真夏にやる雨乞いで地元の人に聞いたら天邪鬼ではなく雨蛙だという
大学の時卒論用にいろいろ調べたが忘れてしもうた こういうことを言うと「通ぶっている」「マニアぶっている」と言われそうでなかなか言えなかったんだけど
思い切って言ってしまう。
「ゲゲゲの鬼太郎」(≠墓場の鬼太郎)は何が面白いのか全然わからない。 旧マガジン連載の「手」から「妖怪反物」では面白い。
15ページによくこれだけ詰め込んだな、というくらい濃い内容。
ちなみにオイラの選ぶ傑作ベスト10は
10位・鏡合戦
9位・だるま
8位・海座頭
7位・妖怪大戦争
6位・妖怪獣
5位・血戦小笠原
4位・朝鮮魔法
3位・妖怪城
2位・見上げ入道
1位・吸血木 >>261
妖鬼化や世界妖怪事典全部調べたけどわからんかった
こんなの平林重雄でも知らんのじゃないの? >>276
「面白くない」なら感覚は人それぞれだから分かるんだけど「何が面白いのか全然分からない」のはさすがにヤバいと思うぞ
「自分は面白いと思わないけど他の人はこういったところが面白いと感じているんだろうな」くらいの推測はできるだろう 鬼太郎はネズミの男の存在感で物語のバランスを保っている これ大事 ぶっちゃけ内容自体は特に面白くはないけど絵やコマの流れや雰囲気の魅力に惹かれる作家の一人だなぁ
他には杉浦茂とか藤子不二雄Aとかそんな作品多い
もちろん普通に面白い作品もあるけど 正義の味方鬼太郎の物語=アニメを見た後漫画読むと、なんかアレっ?と思って面白くなかった
年取ってから見ると違ったけど いつどの雑誌に掲載された鬼太郎か、で評価は天地の差があるからな しげるは鬼太郎みたいなどっちつかずな作品もあれば
きちんとした風情や情緒、風刺も描けるので問題ない アニメ第二期の文明批判鬼太郎は水木作品世界とあんま違和感なかった(個人の意見です
しかし原作読んだら好きな話だったアンコールワットも猫又も
一番インパクトのあった原始さんもなくて不思議だった
別の水木作品から引っ張ってきたと知ったのはDVDbook見たとき
原始さん原作は大全集に入ってやっと読んだ
そしたら余りに短かったのでまた吃驚 アニメ二期での霊形手術が一番印象に残ってるけど元ネタは水木別作品だったのを後年知った アニメ3期から鬼太郎にハマる。
親が単行本を買って来てくれた。
色んな鬼太郎シリーズを収録した全17巻の、黒い講談社KC。あれの2巻だった。
鬼太郎が、溶かされる「吸血鬼エリート」
テレビでおなじみの仲間が無残に散っていく「妖怪大戦争」
子供にゃきつかったなあ。 更には鬼太郎が樹にされる「吸血木」
大海獣の血を注射されて自らが大海獣に変化する「大海獣」
蛟竜に踏みつぶされてドロドロの液体になる「妖怪獣」
それら目白押しの第一期からハマった子供時代の俺って…… 3期で鬼太郎知ったけど一番好きなのは4期だなあ
夢子がウザくて無理だった… ねずみ男の声はチャールズブロンソンしか認めたくない 初めに鬼太郎を見たのが3期アニメだったから夢子ってデフォだと思ってたんだよねー
昭和のお嬢様と微妙に水木テイストが合わさってエロスを醸し出してた
あれがオリキャラだったと知ってショックだわ まあ3期アニメで鬼太郎好きになって原作読むようになった人だって少なからずいるだろうから
そういうファンを増やした功績は認めてもいいんじゃないかね
アニメじゃ一番ヒットしたシリーズらしいしね SFC版のゲゲゲの鬼太郎に出てくる夢子ちゃんがめっちゃ可愛い 映画のカロリーヌちゃんを見た後に原作を読んだら顔も性格も酷くて笑った カロリーヌちゃんの声を当時11歳の少女に当てさせたように、
夢子ちゃんの声優も現役JSにして欲しかった・・・ くしゃみの精・・・・ベアードの甥
マチコミ・・・・・・ベアードの弟
キメラ・・・・・・・ベアードの父 鬼太郎3期のEDだと、枕がえしが怖かった
夜中寝てる時に隣に立ってて、何してるんだかわからないけどなんかやってるっぽいの
んで関係ないけどたまーにEDの歌を口ずさむけどラストのカァ!!まで俺の中には歌詞になってる 当時のアニメ誌には
「戸田恵子さんの歌うカランコロンの歌が聞きたかった」という投書が載っていた
吉幾三全曲集にはオバケがいくぞ〜が入ってるのがない(´・ω・`) カランコロンの歌がなかった五期アニメでもBGMとしては用意されてたし、
3期アニメでも聞きたかったな
3期をゲーム化したSFCの「〜天魔大王」だとEDがカランコロンの歌だったけどw
(というか映像もモロに2期ED風)
時期の近い二作目アッコちゃんでは「すきすきソング」も
別のED曲になってんのにわざわざリメイクしてたな
しかも歌ってる人20年前と同じというね 人気はそこそこあったと思ったし
アニオタ層にもアピールできてた(カビの生えたオタク大賞も受賞してたし)はずだが
映画がクソこけてたので微妙だなぁ・・・ 打ち切りに抗えなかったしね
4期の時と完全に同じなんだよね、スポンサー的にこれ以上続けても旨みもない
(=オモチャなどでまったく儲からない)から打ち切られちゃうっての
ていうかあれだけ人気の3期ですらも根本的には同じような終了理由だ
鬼太郎アニメって「バカ売れするようなオモチャの新商品を出し続けられる」
ような対策しないと10年おきにアニメ化しようが毎回100話ぐらいで円満終了
(=打ち切り)にされちゃうんじゃない?どうにかせんと
ほんと5期のオモチャはガラクタみたいなのだったよね >>311
主人公がちゃんちゃんこに学生服を着た下駄履き
脇役が不潔なおっさんと爺に婆
子ども向けおもちゃには難しいよな >>310
人気も何も、打ち切りだったしねぇ
マンガ連載ならともかく、あんなあからさまな打ち切り、アニメでもよくあることなの?
水木アニメ以外知らないから事情がわからん >>313
2年目が始まるころには、3年目が確実視されていたハズ。
だから「妖怪四十七士」という長期間放送前提の仕掛けを始めた。
打ち切りの理由はドラゴンボールZの再編集版が放送するため、なんて話があったな。
アニメの打ち切りは、昔はスポンサーの倒産だとかそういう理由のものがあった。
最近は露骨な打ち切りはあまりないと思う。 スポンサーのグッズじゃなく、水木系のグッズのほうが売れるからなあ
もう少し時期がずれてたら朝ドラブームに便乗する形でもう少しヒットしたと思う そういえば、土屋慎吾の自伝漫画がまた出ていたけど。
まだ続くみたいだな…… NHKでアニメにすりゃいいのになあと思った
今子供向けアニメで一番いろいろ放送してる局だよ >>309
俺も2年以内にアニメ化して記録を打ち立ててほしい
2019年にアニメ化されたら「昭和・平成・xxの3時代にわたり別々にアニメ化された作品」にもなる 同じように時代ごとにリメイクされてたアニメは「ひみつのアッコちゃん」があったのだが
これは90年代の3作目(4期鬼太郎の後番組か)が売り上げイマイチで打ち切りくらってから
アニメ作られなくなったからなぁ 不思議少女アニメとしてはあのシンプルな構造は好きなのだが
90年代の世ではさすがに地味すぎたのか
というわけで、現在鬼太郎に次ぐのは「天才バカボン」になるのか ドラゴンボールは改題入ってるから含まない感じ?
ロングランするのはドラゴンボールな感じがするけど みんな飽きっぽくなったからなあ
52話だかあっても中だるみして見なくなるんだよなー
プリキュアシリーズ好きです!とか公言してる人でも実は最初から最後まで見たのは一作だけとか いっそのこと大人向けにしてやったら面白そう。そもそもそういうものでしょうよ もう深夜アニメの1クールだけでもいいから鬼太郎やって記録伸ばそうぜ
まあ、一番の問題は目玉おやじを誰がやるかだが >>242
藤子a→「狂人軍」「野蛮人」「毛のはえた楽器」「わが分裂の花咲ける時」など無理な作品多数
ちば→自伝しかでない
手塚→「妖怪探偵團」など二度と世に出せない
楳図→読めるのが文庫
横山→たまに復刻が出る
永井→ハレンチとか復刻した >>325
水木しげるはそう考えると「絶対に復刻不可能」っていう作品はほとんど思いつかないな
今まではそう考えられてたバックスバニーですらなんとか復刻できたし
藤子Aは「わが分裂の」とかはそこまで問題作でもないのに自粛がキツすぎる気もする >>326
あれ「精神分裂症」というのを「分裂」という言葉から勝手に解釈してるのがまずいんだよね
まあでも、医学的見地からのコメントを加えれば出版は可能だろうな 水木しげるって今育ってたら池沼疑惑あったぐらいのん気でめちゃめちゃ生命力高かったけど
よく戦争に4年も従軍して生き延びたな 生き延びないと水木作品、鬼太郎が生まれることはなかったからだ
運命論者的にいうとこうなる
さぞかし砲弾、銃弾がしげるを避けて飛び交ったことだろう
俺らみたいな役立たずなカスは瞬時に逝ってたろうな >>330
子ども時代のエピソードもかなり誇張や演出があるんじゃね
『ゲゲゲの女房』で布枝夫人が、
夫(水木先生)はメディアに対して自分のことを過剰に怠け者だとか言い過ぎるって苦言してたし >>242
楳図さんとか生きてるからその気になれば何とかなるんじゃないか?
亡くなった人で版権がややこしいと二度と再刊もないことになったりする
和田慎二とか >>333
全集が出るか出ないかは売れるかで決まるので、本人の意思は関係ないのでは? 楳図さんはパーフェクションが
最終的に全集にするつもりのシリーズなんだと思ってた
小学館系以外のはあんまり出なかったんだっけ 全集なんてそもそも売れないよ
玉石混交だし、傑作はすでに単行本買ってたりするし
よっぽどレアな全巻購入特典つけたら、マニアがそれ目当てで嫌々購入するけど 正直、楳図パーフェクションは捨てていいレベル
A5版の新しい全集出してほしい
わたしは真悟が文庫でしか読めない今の状況はおかしすぎる 義妹にイアラ文庫シリーズ(平成発売)渡したら
字が小さすぎて読めないと返してきた
さすがに楳図ファンな彼女でもどうにならん事態のようだ
あの文庫は虫眼鏡が必要なレベルだな 楳図さんは講談社でも画業55周年記念とかいろいろ作品集出てるが
(まー文庫だけど
初期はなかよしや少女フレンドで少女漫画の人だからねえ のんのん婆と俺で出てきた病気で亡くなった少女:千草が
実は悪魔君でも出ててビビったわ
十三歳で死んだ人間よとか言ってて多分これモデルのんのん婆の少女だよね >>337
14歳の書き下ろしと、
漂流教室構想ノートはよかったんだけどねえ。 >>340
千草ちゃんにモデルがいたとは知らなんだ
最新版のミコちゃんも千草のリメイクぽいな >>341
あれは確かに良かった
しかしとにかく祖父江の自己主張が強すぎてなあ
水木しげる大全集と同じ体裁で出しなおしてほしい、貸本時代のやつも含め それって「最初の恋人」の松ちゃん?
千草はそれじゃなくて、多分水木の親戚の子
東京に住んでて女学校1年(13歳)だったけど、肺病で境港に来た子
初恋の特別な子のように思えるが、自叙伝では出てこないあたりそんな特別でもないのかも それ以前に千草は漫画用の創作キャラだろ
普通に考えりゃ 漫画(ドラマ)の「のんのんばあとオレ」は言うまでもなく「水木しげるの幼少時代を舞台にしたファンタジー」だろw
千草さんはさすがに実在してないだろう、自伝でも語られてないし どこまでホントでどこまで創作なのか書いてくれないとわからんのが怖い
総員玉砕せよとかそのへんきちんと事実に沿ってほしかった >>351
いくらなんでものんのんばあの女の子二人のエピソードを創作と思わないバカはいないだろ 結核で死んだ親戚のお嬢様が居たぐらいは真実だと思ってた >>329
運転士怖いなこれw
これも乗ってみたいが、愛知県豊橋市のおでん車に乗りたい
毎年冬に運行してるんだけど、路面電車が走るおでん屋になってて
車内でおでん食いながら酒が飲めるんだよ
路面電車って珍しいから是非いつか行きたい 水木プロの著作権はねずみ男が受け継ぐことになっているというのは
ホントだよね なんでぬらりひょんって妖怪の王みたいな描き方になったんだろう >>360
藤沢衛彦が昭和4年の『『妖怪画談全集』 で鳥山石燕の「ぬらりひょん」に
「まだ宵の口にぬらりひょんと訪問する怪物の親玉」と注釈を付ける
(ただし明確な根拠は見当たらず、図像からの着想と思われる)
佐藤有文が『日本妖怪図鑑』で、「夕暮れの家に上がり込んでお茶を飲む」等の創作した説明をつける
水木しげるも両書等の「妖怪の総大将」「家に勝手に上がり込む」という解説を踏襲
フジテレビの「月曜ドラマランド」の『ゲゲゲの鬼太郎』(昭和60年8月)で、「妖怪総大将」という設定からかラスボスとして登場
アニメ3期(同年10月〜)でも鬼太郎のライバルとなり、以降のアニメもこの設定を踏襲
妖怪総大将のイメージは3期アニメの鬼太郎で決定づけられる
ただし『鬼太郎国盗り物語』(平成2年〜)では、ぬらりひょんは鬼太郎の味方として登場
そこでも、他の妖怪の指揮官的な役割なので、総大将のイメージは残っているのか? http://i1.wp.com/i48.tinypic.com/2mgsgb5.jpg
石燕が「駕籠から降りて遊郭に遊びに行く立派な格好したジジイ」みたいな絵描いてるから
(おそらく石燕お得意の洒落)、「なんか大物然としてるし、妖怪の親玉っぽくね?」みたいに
深く考えずに注釈書いたのかもね。
で、藤澤先生の個人所有妖怪図版がふんだんに使われてるこの本は、
石燕などの原本を参照するのが非常に困難だった当時の妖怪方面の方々の間で
非常に重宝された名著なので、当然この注釈文も参考にされてあっという間に広まる。
水木先生も、妖怪漫画家としてブレイクした後もしばらくの間、原本でなくこの本がネタ帳だったからね。
もともと絵巻物に描かれて伝わってただけで詳細不明、石燕の画集でも解説文無しの妖怪だから、
ぬらりひょんを紹介する時には藤澤先生がササッと書いた
「まだ宵の口の燈影にぬらりひよんと訪問する怪物の親玉」の文章だけが生命線。
あとはもう「家の中に入ってく妖怪」「妖怪の親玉」ってとこだけ膨らんでいくしかないわけだ。 映画「妖怪百物語」のラストの百鬼夜行も、しんがりを歩いてボスキャラ風だった へーじゃあそれなりに由緒は正しいんだ
単純戦闘能力でぬらりひょんより上の奴も従っているのだろうか?
知勇を兼ね備えた妖怪って大体組織に所属してる感じなんだろうか
フリーのパワーがある妖怪を上手く従えてるんだったら
まさしく隙間に入るのが得意な妖怪だなあ
参考になったよありがとう 水木スレはめちゃくちゃ詳しい人がいるから何かと助かるな ぬらりひょんの一番古い絵って室町時代だっけね
それ以来連綿と書き継がれ、江戸時代の書物には名だけ出てきたりする
だけどどの場合も説明はなし
これって逆に当時は説明するまでもないほど誰もが知ってる有名な存在だったってことかも
そういう意味では妖怪の親玉って話も無闇に創作と決め付けてしまうのは躊躇われる…と言ってみるw >>368
再放送やるでしょ
水木しげるでおまかせ録画予約してると勝手に録画されてて便利だよ 初めて妖怪えほんを見たけどよく出来てた
水木さんの絵を動かしているから鬼太郎のアニメより出来がいい
第3回は再放送するだろうけど第1・2回はもう見れないのが残念 >>367
擬音系の詳細不明おばけが固まってるあたりからみて
(うわん、がごぜ、おどろおどろ、わうわう、わいら、ぬらりひょん等)
今も詳細不明のこのへんの連中ってほんとに漠然とした「おばけの代名詞」的な存在なんじゃないかなあ
「こわいおばけ」ぐらいの属性しかない、深く考える余地もないおばけ、みたいな感じ
多田克己が響きの似た言葉を一生懸命並べまくって由来こじつけてんの馬鹿くさいじゃん、
このへんの妖怪 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています