ストーリーはよく覚えているのですが、タイトルも作者も分からず気になっています。

【タイトル】 不明
【作者名】 不明
【掲載年または読んだ時期】35〜40年前
【掲載雑誌または単行本】多分、『月刊ジャンプ』か『月刊チャンピオン』だと思います。読み切り作品です。
【絵柄】飯森広一っぽかった記憶があるのですが、ググっても該当するものが見つかりません。
【その他覚えている事】
主人公は北海道の漁師。ソ連の領海を侵犯しては大漁で儲けていた。
ある日、漁の様子を父親に見せてやろうとカメラを漁船に持ち込み、ソ連領海で漁をしているところをソ連に拿捕されてしまう。
スパイの疑いを避けようと慌ててカメラを海に捨てたことで却って疑いを招き、他の漁師が帰還を赦された後も1人、ソ連側に勾留されてしまう。
そんな主人公を心配しながら待ち続ける父親と、主人公の愛犬。
海が流氷で満たされたある日、意を決したように流氷に跳び移り走り出す犬。
海に落ちたり苦難に出合いながら主人公の元へ走り続ける。

ある日 勾留所の所長が主人公を呼び出し『君は犬を飼っているか』と尋ねる。
訝る主人公に所長は『君は釈放だ』と告げて外へ連れ出す。
そこには立ち尽くしたまま息絶えている愛犬の姿があった。