続き
水島は清原香川までくらいの世代とならツーカーの関係であり漫画でなにを描いてもよくむしろ俺を描いてくれてありがとうという状態だったが
ただドカベンプロ野球編を連載したあたりから選手たち(一部を除く)と溝が出てきた
水島はプロ野球に対して取材料という名目でお金を支払っていたとがプロ野球編が長期連載になるにつれ
選手会から嫌われるようになっていった
水島と個人的な付き合いがある選手ならともかく多くの選手が好き勝手に実在の選手を面白おかしく描いたあげく俺様が作った選手ばかりを活躍させるやり方にはうんざりしたであろう
ついには選手会は水島に自分たちを漫画に出さないように圧力をかけた
ただ水島自身は選手たちに裏切られた思いになりドカベンに対する情熱も薄れた
ついにドカベンの連載終了を決意する
幸いプロ野球機構とはウインウインの関係で実名のプロ野球チームを登場させるのは問題無し
そこで最後を締めくくるためドリームトーナメント編を開始
しかしそこには実名のプロ野球チームは登場しても実名のプロ野球選手はわざとらしい位スルーした
京都新潟にできた新球団はもちろん阪神広島という実名チームの選手もすべき水島オリジナルキャラばかり
多くの読者にとってあまりにも不自然で不可解な展開なのだがそういう事だ
確かに水島は多くのプロ野球関係者と親しいしあの野村克也とはそれこそツーカーの関係であるが現役選手たちとは完全に犬猿の仲になってしまったと言える
これは水島自身にも問題あるのだがただ他の野球漫画でも江川と西本のようにノンフィクション作品ならまだしも実名選手が出てくる野球漫画がほとんど皆無であるのは決して偶然ではない
ただ選手会も野球人気を本気で心配してるのなら自由に実名選手を描くのを認めるのも悪くない話だと思うがな