>>857>>859>>866
一見もっともらしいことを言っているようだが一般的な考え方ではないよ
盗作していて封印したとかならともかく、一度雑誌に発表して世に問うたものなら出版は問題ない

有名なところだと小林秀雄本人が連載を中断して出版を禁じたベルグソン論である「感想」というのがあって、
没後に全集の別巻という形で刊行された
理由は簡単で、今の読者にとって読む意義が高い、極めて質の高いものだったから

一度生み出されて発表されてしまった作品というのは、作者の意図を超える
それを作者の一存で出すか出さないかを決めることはできない
まして作者が故人なら、後に残された者たちがそれを判断するしかない