緻密な作画は若くて体力のある時だけにしかできないものだと思うよ。
目が近眼、老眼になったり、白内障になったり、手が震えるようになったり、
首肩が凝りまくりだったり、腰が痛くなったり、イスに座り続けると脚が
血行が悪くなってしびれてきたり,糖尿で脚の指が落ちたりとか
老齢化により肉体が劣化していって長時間の作業が健康上の理由で不適当に
なれば、アイディアと構図を丸チョンで指示して後は若いアシスタントに
丸投げする体制をとらざるを得なくなるだろうな。しかしそのようなアシスタント
を雇い作業場を確保し続けるためには、連載のページ数を稼いでコンスタントに
仕事が無いと難しいから、その点でも緻密な画の作品作りは困難なはず。
 いずれ、漫画雑誌を出して居る出版社が所有するアパート・ビルに
仕事場を設けて、専属契約した作家を抱え込んでその場所で制作させるような
ことにならないのかな。今はデジタル通信網があるから、都内でなくても
大丈夫かもしれないし。たとえば旭川とか網走とかでもOK。