萩尾 望都:「私の少女マンガ講義」、新潮社、ISBN-13: 978-4103996026(2018年3月30日)。

少女漫画は進化して普通の漫画や少年漫画とは異なる特異な表現ジャンルになった。
まるでマンガは、少女漫画であるかそれ以外であるというように分かれるような感じだ。

マンガの神様ともいわれたあの手塚治虫ですら、初期の少女向け漫画では大いに受けたが、
昭和の40年代の中頃には、もはや入り込めない分野になってしまったといえる。
実に恐ろしい世界である。