「現時点で『ゲッターロボアーク』の流れを一言でまとめるなら、まあ順調に迷走中と言えるでしょう。
やはり真ゲッター及びゲッターエンペラーが強すぎるのが災いして、『ゲッターロボ號』以降は如何にゲッターを超えるかが話のメインとなっています。
それはそれで面白いんですが、問題はせっかく登場したゲッターアークが全く活かされていないことです。
当初は巨大アックス、サンダーボンバー等の素晴らしいスペックで真ゲッターを超えるかと期待されたアークですが、
この 3 巻ではエンペラーの取り巻きゲッターから“アークの戦闘値では敵に叩きのめされる”と言われてしまう体たらく。
やはり話の都合とはいえエンペラー時空にアークを放り込んでしまったのはまずかったんじゃないかなぁ。
おそらく本来の予定では、真ゲッタードラゴンやバグが登場してパワーバランスがまたグチャグチャになる予定だったんでしょうけど。
(それは恐竜帝国のゲッターザウルスも同様。 3 巻での扱いと言ったらもう。好きなんだけどね)

この状況を打破するにはやっぱりエンペラーに対抗できる存在が必要なんだろうと思います。
何かこう小学生みたいな単純にして斬新な発想でガツンとブレイクスルーできないものですかね。ブラックエンペラーとか」

というのはゲッターロボアーク完結時のリアルタイムな感想なのですが。
やはりゲッターロボは號で止めといたほうが好かったんだろうか?