200です
東京タワーから始めてインパクトを与えるというのは分からなくもないんだが、
その後すぐにまりんが記憶喪失になってたり、サトルよりもしずかの歌が延々続くなど
サトルとまりんがどんな恋愛をしたかさっぱり分からないまま真悟の逃亡劇が進んでいくので
観客が置いてきぼりになってしまっていた
「ワタシハ?ナゼウマレタ?」という真悟の疑問に観客が同調出来ていればいいのだが、ロビンとしずかのキャラだけが妙に立ってしまっていて、観客は混乱していたように思う
実際、原作を知らない連れはポカーンとしてたし、幕間のトイレでは女子が「全然意味わかんない」と囁きあっていたのが聞こえた
連載当時から原作ファンである自分にはミュージカル用の演出であるという認識で観ていられるが、
出演者のファンで観に来たような多くの人達には意味不明で困惑させた演出だったと思う
高畑充希がテレビで「恋愛のお話だから観に来て下さい!」と宣伝していたので、それを期待して来た人も多いだろう
自分は、原作本をこのロビーで売ってくれ!意味が分からない人は読んでくれ!と心の中で叫んだ

だが、パフォーマンス性は高く、一場面一場面がとても美しいので、原作ファンであればあの各話表紙イラストを眺める気持ちで楽しめると思う
迷っている人は是非、観に行って欲しい

>>201
「ケッコンシナイ?Y N」の場面はありましたよ