実際ケンイシカワ作品の演出を満足に映像化しようとしたら
それこそハリウッドアクション級の予算と準備がいるだろうからな。

ゲッターでも虚無戦記でも魔獣戦線でもなく、
石川作品の中でもマイナータイトルである極道兵器を題材にする企画を押し通した執念や、
バトルダッチワイフを映像化しようとする熱意は好意的に評価していいと思うぜ。
少なくとも、ちゃんと予算が下りて真面目に作ればシリーズ化も狙えるビッグタイトルを
いつもの邦画の悪習でドブに捨てちまったデビルマンとはクソさのベクトルが違う。