【大地震】一色登希彦の日本沈没【超展開】
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
災害とそれに対する人間をリアルに描きながら、最後にはあちらの世界に行ってしまった
一色登希彦の日本沈没を論じましょう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%B2%88%E6%B2%A1_(%E6%BC%AB%E7%94%BB) >>65
深刻なレベルの放射能汚染が東京まで及ぶならともかく、
現状じゃ避難したら混乱と批判の元になるからできないでしょ
皇室から人心が離れてしまったら元も子もないし サバイバル物の定本、さいとうたかをの例のやつも、小松御大の小説版も、
そしてこのマンガ版も、原発が波かぶって電源ロストしただけでプルトニウムが爆散して
国がいっこ終わる・・・なんて予言は出来なかった。
そりゃそうだろう、そんな、連載一回目の導入部レベルのエピソードでこれだけ
根こそぎ人が居なくなってしまうのでは、後が回せないからなw 9巻でまなみちゃんが
「トリ肉が1800円…!?高っ!!」とか言ってるけど実際にそうなりつつある気配がするなあ
あたかも仙台市内だし 何?この予言漫画 A計画頓挫後、完全沈没前までの日本国土で、原発はどうなっていたのかね?
現実の原発は、外部電源が途切れただけで勝手に自爆して放射性物質を撒き散らす
ってことが、明らかになったわけだが。
作中では小型核融合炉が実現されているくらいだから、原発はもう火力発電並に完全掌握可能な
テクノロジーで、沈没初期にいのいちで安全閉鎖された・・・って設定なのかな。
それにしては量産型もんじゅとか微妙なものが登場しているし いま改めて6巻読むと背筋凍るな
新燃岳噴火したし、富士五湖や琵琶湖の水位と水温が激変してるし、これからどうなるんですか さっきニュースステーションで鎌倉の大仏の建屋が流されていたのに言及していたね.... 第二次関東大震災のあとの描写で東京タワーの先端のアンテナが曲がっていたのにはゾッとした 作者のブログ、1月から更新ないな
今回の震災についてのコメント見たかったのだが >>72
津波は無く、地震で自動停止して、無事に冷却されたんだろうな。
漫画では「想定内」だったと。
つか、過疎ってるな。 あの世界では何気に超ハイテクがさらっと出てくるから
パラレルという解釈でいいんじゃない? リアル原発は、建屋が水を被っただけで原発が炉心溶解して爆発する・・・なんてこと、
あらゆるフィクション作家の想像を遥かに超えていたってこった。 作家の想像を超えてるのはどっちかというと、
新型世代の炉が周りに建って何年も経ってるのに技術以外の理由で旧式が稼働し続け
災害を被った後も電力会社のトップがまともに対処しようとせず国も強権を発動せず
指示がないから自衛隊も消防も動かないまま爆発するまで現場しか一生懸命に動か(け)なかった、
ということの方じゃね。
フィクションなら現場のヒーローが社長や首相に直訴して劇的に事態が好転するだろう、そうじゃないと物語にならん。 >>80
原発推進派の人か?
炉が古いから事故が起こったんじゃないよ。
チェルノブイリの時も、炉のせいにしたがってたが。 しかしキモいリアル国民だよなあ、俺も含めてだけどw
放射能に侵されてから国外に逃げ出したって逃げた先で死んじゃうんだから、
身を守るためには大地震→日本沈没のコンボよりも迅速に避難しないとダメなのに。
誰も動こうとせずにネットとかやってるw
壊れる前の小野寺に「お前らキモいから全員滅んじゃっていいよ」と言われるよね、
いまの俺たち全員 >>82
幸長、これが災害心理学でいうところの
「正常性バイアス」理論だ。 >>81
どっちかというと推進派かな? ない方がいいが今すぐ止めても危険性は変わらんよ派。
古くても新しくても事故は起こったと思うが、事故自体よりも
こんなに国も電力会社も自分含めた国民も馬鹿(責任転嫁の固まり)だとは思わなかった、
そのことの方が物語作家の想像を超えてたんじゃないかというのを>>80で言いたかった。
いや筒井康隆くらいは想像してたかもしれん。 新宿センタービル、13分揺れた 国の耐震基準強化へ
ttp://www.asahi.com/national/update/0419/TKY201104190244.html
震度5弱−強レベルでこれか。
高層ビル上層階でシェイクネタ、結構マジでなりそうだな。 アゲ
そういえば、1ヶ月以内にM8の余震の確率80%ってどこ行った? 最終巻でトシオと邦枝ひきいる?米軍が接触したとき、米軍は何を持ち出そうとしていたの?
金庫っぽいものを複数持って行こうとしていたけど…。
普通に金塊とかそこら辺の銀行にあった貴重品やら美術品?
それともトシオが『?!』となるくらいだから核に関する危険物? いきなり浜岡原発止めろって、D計画でも動いてんのか…? >>90
筑波からってゆうのが気になるよね(><)あそこって国の重要なものあったっけ 筑波って場所に意味は無いと思う。
沈没寸前だから大切な物は安全な地域へ運んでたろうし。 最後まで我慢して読んだけど、高校中退の俺にはワケワカメだったお
小野寺と玲子は波にのまれて死んだって事でいいの? >>95
学歴のせいではありません。
何も考えずに頭からっぽで読めるわかりやすい友情努力勝利な漫画しか読んでこなかったせいです。 今「日本沈没・第2部」読んでるが、一色版の設定と被ってる。
これは何だ? いま一色版の沈没を読み直すと背筋に寒いものが走るぜ。正常化バイアスって本当にあるんだな。 戸井(101)番GET。
オトコはやっぱ、せんずり。 >>98
一色版では蒼龍は間に合わなかったんでしょうなあ… ロクちゃんが小野田(小野寺)に渡した、音声リモコンで動くV22-改は
製造費用をどうやって捻出したんだろうか?
中田総指令に頼んで前借り?渡老人の趣味を売った予算の一部?
それともロクちゃんの自前の金ののべ板を拝借して作ったお金? 一色氏は東京から避難を始めたな。
【東京離脱】 一色登希彦/アトリエモーティヴ 公式ブログ
http://toki55.blog10.fc2.com/blog-entry-254.html
しかし名古屋でも東京と同レベルの放射能が観測。
名古屋・栄の1時間0.15マイクロシーベルト
http://takedanet.com/2011/06/post_ce95.html
ここんとこの猛暑日で思いだした
いいかね?お嬢さん
熱力学的見地で語るならば…
熱いという事は色々な事が起きている…という事だ
そしてまた、こののち色々な事が起きる…という事だ。 >>106
俺もよくその辺のセリフ思い出すわ。
国民全体の心の持ちようで天気が左右できる、素晴らしい漫画だ。 違う違う
心→天気でも天気→心でもない
「連動」してるんだよ 一色さん、中部地方じゃ関西の近くだとしても
リスクはそんなに変わらないんじゃないか?
みょーに半端な…。
同じ大変な思いするならもっと遠くに逃げればいいのに。 ソーリ発狂〜朝生あたりが一番面白かったなー。
描いてる作者も楽しそう。 「日本ふるさと沈没」の新装版「トリビュート日本沈没」に、一色氏と
鶴田氏の対談が掲載されているよ。
一色沈没誕生の経緯とか、小松氏と会った話とか、花江の場面を鶴田氏が
描きたいために入れたとか書いてある。ページ数は少ないけど一度は
読むべし。 最近読み始めました。
映画・小説共にノータッチです。
漫画のストーリーは他と比べてどうでしょう?
ここの人の評価としては
漫画・映画・小説にどんな序列をつけますか? いつの間にかeBookJapanで電子書籍版が出ているが
1冊189円ってえらく安く売ってるな。 一色の無料WEB漫画の「君はバイクに乗るだろう」を読んでみたが
全部「エッ? これで終わり? 続きがあるんじゃないの?」
と思うような終わりかただった。
あの漫画って全部ホントに4ページで完結する漫画なの?
数十ページある漫画の導入部のように見える。
なんとなく読んだけどおもしろかった!!きおくなくすまでは 東日本大震災後に
「節電にご協力ください」の立て札、火災旋風、
川がせき止められてダムになる、ひきこもりの少年が社会に出る、
みたいな報道があった。
この漫画、メタとかシンクロニシティとかが重要なモチーフになってるけど、
漫画と現実の震災すらシンクロしていて薄ら寒さすら感じるな。 あのラスト、「この震災を、フィクションに閉じ込めてしまうか否か・・・」
みたいなテーゼがあるけど、連載当時はなにこの演出とか思ってたが、
そういう概念すら現実が飲み込んでしまった感があるな。
河合隼雄とかが読んだらどういう感想を持つかな 最近全巻揃えて読み始めたけど凄いな。
でも流石に原発までは考えが及ばなかったんだな・・・そこが残念。 最近の反原発デモはすごく「ええじゃないか」っぽさがあると思い、でこの漫画を思い出す。
>>123
亀レスするが
震災後の発想がすでにあったとして原発と放射性物質の話を絡めてしまうと、
A計画の時点で「沈没は先送りされたけど世界中の海に放射性物質を撒き散らしました」
で沈んでも誰も助けに来てくれなくなって話が終わる。 鉄道事故の想定が怖かった。
実際の震災の試算に深夜のケースが多いのは、鉄道関係がタブーだからとか? 原作とは別ものらしい話のトンデモぶりは評価するが
絵が下手すぎて漫画としては評価できない
絵が上手い方向で努力すると、さいとうたかを版旧作の壁が高すぎる。
あれを凌駕するべく小学館つながりで楳図御大あたりにやっていただくと、
沈没したと思ったら海じゃなくて砂漠だったり、人類が甲殻類に進化したりニワトリが進化したりする。 さらっと数コマで流されてるけどロクちゃん最後どうなったの?
この漫画の中で最もオカルトっぽくかんじたんだけどw 6巻の記述って自虐史観的なもの?
読み返してみたら、なんか逆にも取れるような気がしてきた・・・ >>130
冒頭の44話の文章のこと?
「やった」ことだけ記憶して(もしくは「やられた」ことを「やったんだからやられて当然」と思って)る、と書いてあるなら自虐だろう。
また「お互い様なんだから俺たちは悪くない!」と喧伝するスタンスで書いてあったらいわゆる歴史修正主義だろう。
で、6巻のあれはどっちでもないと思う。単に過去と現在の流れを出してるだけ。
で「現在の日本人の意識はDV加害者への共依存もしくはストックホルム症候群的なものじゃないか?」と問うているように自分は読んだ。
関係ないが電子書籍版を買ったがいつでも読めるから便利だわ。これをいつでも読みたいか、というと微妙だが。 まあ仕事でしかない漫画とはいう、こんだけの誇大妄想を抱いてしまったら
そらヘタレな作者は原発震災後、東京から逃げ出すわな
もうほとんど漫画の仕事もないだろうし断筆だろ ぜんぶ読んだよー
海の中ででかい網をどうこうする辺りから良く分からなくなった
でもマコちゃんマジでマイ天使
お、何か地面が揺れてるぞ >>128
郷六郎は格子を抜けて向こう側の世界に行きました(魂だけ 体はこちら側に残っているはず
マコの(死体)の上に岩玉が落ちてくるシーンは凄かったな
でもなんで最後はSFアニメみたいな設定にぶっ飛ぶの?
肉体から抜け出して宇宙集合意識体へ変貌を遂げたみたいだけど(デジタル生物? まだスレは沈んでなかったか…
>>138
映画みたいに「沈みませんでした」をやらず、谷甲州の小説に繋げるわけにもいかず
さいとう・たかを版のシベリア鉄道もやらないという縛りがあるとして、
登場人物(+作者?)の厨二的性向を活かすラストとしてはアリだったんじゃないかな。
俺は嫌いじゃない。 >>121
いや、それよりも緒方総理がアベの顔ににてるっつうか本人にしか見えないのか怖い
描いている時点でまさかカムバックしてくるとは思わなかったんだろうな
いや、もし予想していたとしたらマジで怖すぎる
>>138
マコはほとんど成長した福田麻由子を妄想して書いたとか思えないw
飲み比べしてべろべろな柴咲コウもみたかったし
あっ、一色先生はクサナギ日本沈没は完全否定していますよね? >>6
日本沈没wikiをみれば解るが「果てしなき流れの果てに」
しかしアーサー・C・クラーク「幼年期の終り」との合わせ技
登場人物が揃って打ち上げ、そこに作者が乱入してくるぞ、は平井和正のウルフガイシリーズの番外編から拝借のネタ
最後の方に日本狼が出てくるところから平井の熱心な読者だったと思われ
その辺りの影響は小野寺逹の性格や思考に大きく陰を落としているかと(人間ダメ小説時代の平井)
と考えるとあのラストも「幻魔大戦」や「死霊狩り(デスハンター)」っぽいかも >>142
ごめんなさい>>142はデスハンターではなく「ゾンビー・ハンター」の間違いです
やはりうろ覚えで書くものではないですねw 本作連載中に公開された劇場版のDVDを借りてみたが
小野寺の性格が原作(漫画)と大分違う… 小松原作の小野寺
田所博士「彼は“自然”というものを知っとる。海を知っとるし、彼の心は大いなる“自然”にむかっている。」
一式版の小野寺 いかにもエヴァ以後風の神経病みの、どう見ても町ッ子の青年
2005年映画版の小野寺 ただのなまっちろい薄らハゲ >>125
それもあるが
ガラス片の落下
地下街の人間ラッシュによる人的被害 など考えると試算が難しい
火災も基本的に消し止められる前提で考えられてるようだが
そもそも消火車両がアプローチできる状態が保たれるのか、消火用水が保たれるのかなど疑問視されている
古い小説だが生田直親の東京大地震M8はなかなか面白い点が多い
鉄道の被害についても少し描写がある ガラス片だけでなく看板や照明、古い外壁も落ちてくるよね
瓦礫が少しでも道を塞いだら消火車両の入れなくなるであろう狭い場所もかなり多いし
その前にパニクった人々でまともに道路が使えるかどうか
大きな道路は有事の際の注意書きが警視庁のHPに出てるけど
それ以外は…… >>146-147
神戸の時点で既に
・鉄道高架の崩落(高速道路の方が印象に残ってるけど)
・水道管破断による消火用水の枯渇
・倒壊した建築物による道路の閉塞
が実際に発生しているしなぁ。 ああ…駄目だ…これは…
ちくしょう…なんでさっき…貴子…
いーたーいー!!押すな押すな押すな押すな!! え?矢島さん…?
やじ…
がーーーーーーーーーーっ!! これ読んでさいとうプロ版買って読んだが
大異変やパニック描写よりも幸長や中田、国枝たちトップエリートたちの全力を尽くしたプロの仕事ぶりにシビれたわ
白目剥いてボーっとしてる劣化ゴルゴの小野寺はいただけないが 東京震度5で、このスレがまだあることを再確認しに来た。 後半安倍ちんぞうが死ぬあたりから基地外じみて面白くなるんだが 熊本のアーケード街のスケールが違和感合ったなー
それはともかく>>160は最後まで読むといいよ 5巻まではトンデモ理論の連発ばかりで、正直読むのが面倒な部分も多い
でも、6巻からスイッチ入るというか、アクセル踏み込むというか、展開が早くなって一気に面白くなる 原作からしてサバイバルものというか日本人論だからね ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています