播磨灘
>>308
すまん間違えた
兆治→兆二
山を下る時に荷物とバアさん背負ったのは笑った。 >>309
太刀が言ってただろ? 播磨は強引なだけの力士ではない、と。
それはつまり、自分と相手の力の流れとか筋肉の使い方とかをちゃんと
理解してる、脳筋バカではない、ということかと。
まぁ実際の所は、野生の本能でやってるんだろうけど、
結果的に頭のいい力士と同等の、上記のような戦いっぷりを
しっかりできてるから、頭がいいも同然、ということでひとつ。 >>310
何気に兆二は最終回のラストシーン直前でも出演しているw 最後の北道との一戦で、播磨が「お前の気力が充溢している証拠だ」と言ったのを見て
播磨に知力で負けている自分に気が付きましたorz ○作品的には大体こんな流れ。
秋場所 → 播磨本人と近しい関係者にスポットが当たっている。
播磨と主要登場人物を読者に紹介している意味合いが強い。
九州場所 → 土俵の中のことよりも、八田親分と小井戸烈破の化粧回しの話や
望凌楼の女将と南郷太郎や九州の嫁の話に力を入れている。
というか、土俵とサイドストーリーが並行して描かれる感じ。
初場所 → 初日の竜剣を除き、播磨の対戦相手一人ひとりにスポットを当てている。
対戦相手それぞれにドラマがあって、それを播磨がことごとくぶち壊す展開。
十番勝負 → ネタ切れ&打ち止めです。 北道山って母親似だね。
播磨はお母んには全然似てないけど。 >>309
ISAOでは、進学校に入学するほどには頭良かったみたいだな
教師がこいつはバカじゃ無さそうだと期待して試験問題を横流しするほどには
初日で退学させられたのには爆笑した 九州場所の千秋楽当日、太刀風が焼物の家元(?)と話をして
雑念を吹っ切るエピソードが一番好きなんだが。こんな俺は少数派だろうか。 俺が好きなのは播磨が愛宕山部屋に出稽古に行った時、稽古後
風呂から全裸で出ようとしたところを、愛宕山部屋のふんどし担ぎが
あわてて「横綱、前、前」とタオルで播磨の股間を隠そうとするシーン。 九州場所で逗留先の女将さんが意味ありげだったけど
場所が始まってから全く登場しなくなったなあ 八幡の性格が力士としてすごく異端みたいに描かれてたけど、
個人的には修羅ノ海の職人気質なところも好きだったり。 修羅ノ海のモデルの安芸乃島は何も考えてなかったらしいけどな >>320
力士やめちゃってどうすんのと奥さんに怒られてたけど、最終回時点で復帰
できたんだろうな。 >>320
修羅と三ツ岩は、十番勝負に来てほしかった。
あと、性格・実力の両面で無理だろうけど、個人的には松島なんかも。
>>322
愛宕山にも褒められてたし、元々戻る気だったし、八幡は大丈夫だろう。
大江川がなぁ……頭下げれば戻れるにしても、本人は意地で、
奥さんはそれに従って、それで戻らず、可哀想なのは子供、ということに
なりそうで心配だ。 三ツ岩良いよなあ。一場所限りの登場がもったいなかった。逆にそれがよかったのかもしれんが。
竜鵬が大言壮語の割にはいまいちだった印象。 不動王(若不動、お不動)は最初っから最後まで全く見せ場がないまま終わったけど
もともと見かけ倒し要員として駆り出された感があって不憫極まりない。 横綱
播磨灘、北道山、大江川、太刀風
大関
紫電海、富嶽、不動王、玉嵐
四横綱、四大関とは豪華だな 大関は、不動王一人だけが、播磨を全く苦戦させてないよな……
他三人はごく短時間、あるいはほんの一瞬といえど、「おおっ!」な
場面があったが、不動王はほんとに一瞬たりとも優勢になってないっつーか。 不動王は神仏頼みのせいで本人の本当の感情がいまいちわからなかったのがマイナスだな。
ドラマを語ろうにも法師と絡んでる場面しか描けん。 つか、直弟子では三役が竜雲だけ、一門でも大関が不動王だけって、
愛宕山って親方として無能じゃね? いや、だから竜鵬が理事長は協会の仕事が忙しくて弟子を養成するヒマが
なくてロクな力士がいないから愛宕山部屋には行かないって、本人に向かって
言ってたじゃん。
じゃあ播磨の師匠の雷光が優秀かといえば播磨は勝手に強くなっただけだし。 つーかろくな親方いなくないか?
大江川の親方は理事長がとめるのも聞かず弟子が負けたら廃業するし、
天山の親方は弟子が勝手に播磨に弟子入りするのも引き止められないし、
三ツ岩の親方は弟子の資質を見抜けずに廃業させちゃうし。
(ちなみに三ツ岩の親方である羽後ノ海と太刀風の親方の時津洋は
全く顔が一緒だが、これは作者が時津洋の名前をすっかり忘れていて、
あの親方を羽後一門の総帥にしちゃったためだったり)
雷光親方や真砂親方も親方としては弱腰だしなあ。 親方で一番呆れたのは、名前忘れたけど天山の親方。
あの、あの、あの、あの天山に向かって、
「お前には品格も礼も備わっている」
とか? こいつこそ、三ツ岩なんぞ比較にもならない
「親を親とも思わん奴」だろうに。
天山を誰よりも認めて、根気よく親を説得してスカウトして、
部屋の他の力士たちに頭まで下げて丹念に育て上げた。
なのにいきなり家出されて雷光部屋に、と思ったらいつの間にか戻ってきて、
それを受け入れてやったらまた十番勝負(の前に播磨道場か)に出て行って。
天山も大嫌いだが、その天山を高く評価する親方も何考えてんだかわからん。
せめて、「お前には品格も礼も孝行も何もない、ただ強さしかない。
つまりそれは、播磨と同じだ。だからそんなお前こそ、播磨に匹敵できる」
とか言ってれば、まだ一分の理はあると思うんだが。 俺も天山は嫌いだな。
他人の家に勝手に入って飯食わせてもらって礼のひと言もない。
とても「心」が備わってるとは思えん。
師匠もしょせん「泣きの三輪山」だしな。 十番勝負挑戦の順番とか、全部太刀風の差し金だったと北道山は言ってたけど
天山に部屋に戻るように説得したのも太刀風なんだろうか 天山とギャル曽根が大食い勝負したらどっちが勝つかな? リードしているギャル曽根に無言で張り手をかます天山
空気読まずにそれくらいならやりそう 天山はちょっとした(大分か)コミュ障なんだろうけど、
人ん家の若い娘の前で裸晒したり礼も言わずにいきなりいなくなったり動物みたいだな。 コミュ障じゃなくて池沼だったらあのまま娘に覆い被さってただろうな
さすがにあの親父でもキレるだろ 天山初登場時はまともにしゃべってるぞ。
つ−か初登場時から親方の過保護っぷりには目に余る。 こないだああ播磨灘外伝ISAOをはじめて読んだが・・・これって打ち切り?
入門までの経緯が描かれるかと思ったが、その前に終わってしまった
しかしいつものさだやす漫画だが実に面白かった
やっぱ播磨灘はさだやす漫画の最高の主人公だな。孫六より好きだ 設定が後付け過ぎて萎えた >ISAO
島耕作シリーズより酷い 初日からやらかして退学になりアホ過ぎる高校に通う羽目になったあたりは爆笑ものだが
アホ高校はレイプや殺人も辞さない連中がのさばる無法地帯な事には引いたな
播磨灘は、エロが全くないのが読みやすかったので
ISAOも少年漫画として読めそうな内容で頑張って欲しかった
さだやす漫画は、孫六ですら暴力描写が過激なので
さだやす絵の誰得エロもルール無用の殺し合いもない播磨灘が
破格の読みやすさなんだよな
播磨灘はあくまでアスリートとしての競い合いに留まってる あまり知られていないが、「ああ播磨灘」の1巻に収録された話(玉嵐戦まで)は
モーニングで長期連載がスタートする前で、不定期に雑誌に掲載されたもの。
だから、1巻の最初の絵をよーく見ると、まだ話の舞台が昭和の末期であることがわかる。
(ひょっとすると新しい版の単行本では修正されてるかもしれないが)
2巻のメクラのばあさんを土俵に上げる話(若不動戦)から連載スタートになる訳だが、
この時点で時代は既に平成に入ってるので、
太刀風初登場のコマでは「平成の双葉山の太刀風だ」と言われている。 漫画だからと言ってしまえばそれまでだが、この漫画に出てくる親方は力士に対して甘い。
そもそも仮面つけて土俵入りした新横綱を放置してる時点で相撲協会ダメダメなんだけど。 >>348
>2巻のメクラのばあさんを土俵に上げる話(若不動戦)から連載スタート
連載開始時のインパクトを上げるために、いきなりタブー破りをやったのかな。 その年の初場所で、森山官房長官を土俵に上げるべきか否かで揉めたので
時事ネタでもあったんだよね。 何の躊躇もなくブルーザーの腕を二本とも折る播磨にくっそワロタ 初場所で北道を呼び戻しでくだした後、自分の手を見てにやりとした挙句、
場内に向かってガッツポーズする播磨はなんか可愛い。 ブルーザーが綱を奪っていく様を
凄ノ尾が普通に見てるだけのに気づいてワロタ 止めてやれよw あの作品世界なら、凄ノ尾でも、播磨ほどの楽勝は無理でも
ブルーザーに勝てる……と思いたいんだが…… 凄ノ尾の性格からすると「イイ気味だ」と思っていた可能性が高い。 北道だったらとられたのが播磨の綱でも殴りかかるかな。 そのへんは横綱との意識の違いだよね
>>347
レスをありがとう。確かに、本編はモーニング掲載だが、小学生にも読める作品だと思う
息子ができたら読ませたいね
ISAOは確かにいつものさだやす漫画だが、これは小学生に読ませたらショックでかいよなー
>>348
モーニングの新連載をリアルタイムで読んでて、B5サイズの総集編が単行本より先に出てたのだが、
1巻読んだら見たことない内容で驚いた記憶があるよ
さだやす氏のコメントにも「これを読んで驚いた人もいるでしょうが…」とあった 1巻では播磨の性格がまだ結構俗っぽくて違和感はあるんだけど、
何気に後後まで続くキャラが既に出ていて面白い(ブン屋の北条とか)。
愛宕山、雷光、富嶽、白鳳、玉嵐はこの時点でキャラが固まっている。 「播磨の綱でも綱は綱だ」を、
真剣に、心から、迷わず、真っ赤になって叫べるかどうか、か。
かち上げラッシュの時のエピソード(土俵前の理事長への直訴とかも含め)を
思い出すと、案外一番怒ってブルーザーに突っかかるのは紫電かもな。 そういう力士達の熱いエピソードを入れておいた上で、
その後の播磨の綱引きの綱で土俵入りする展開だったら
綱を思う力士達の真剣な行為がバカみたいになってさらに爆笑できたかもしれん。 ブルーザーを倒していい話に成りかけたところを綱引きの綱でぶち壊す播磨。 播磨の発言と自身の相撲哲学(?)は話数を重ねるごとに超然としていったけど、
露悪趣味は最初の頃から変わっていない。金粉ショーとか単なる俗物にしか見えん。 あの悪趣味さえなければファンももっと増えただろうな
現実に播磨がいたら、たぶんファンにはならない 実際横綱があんなことばっかりしてたら
理事長が国会に証人喚問うけて財団法人の取り消しの脅しを受けるよな まともな土俵入りの方が1万倍はかっこいいのにな。
「協会の権威に反旗を翻す」という意味では分かりやすいパフォーマンスけど
もうちょっと別のやり方があったのではないか、と思う。 控えめに反抗してるのをわざわざ漫画で見て楽しいかという話だな。 播磨の場合、度が過ぎるほど目立ちたがりなだけな気もしないでもないが
そういやISAOでは、勲がいる部屋にチンピラが入って行ったら
勲の目だけ爛々と光ってて
それ見たチンピラが「この世のものか」とビビってる所も面白かったが
今になって考えると、目に何か入れてたりしただけかもな ぶっちゃけ、播磨が仮装すんのって相撲シーンだけだと漫画の紙面が派手にならないからだと思う
播磨「いやあ、わしも仮装はしたくなかったんじゃが、作者にやれ言われたら断るわけにはいかんのや」みたいな でもこの作品って結局「播磨灘が一番強かったです。おしまい」なんだよね。
協会への反抗とかそんなのどうでもよくてさ。 > 目に何か入れてたりしただけかもな
コケオドシするのも命がけ・・・勲らしいわ。 >>371
どうでもいいも何も、最後には協会理事長に土下座させたんだから、
「協会に大勝利しました。反抗は大勝利、めでたしめでたし」だろ。
これ以上どうしろと?
播磨は別に、相撲というものをこの地上から消したかったわけじゃないぞ。 大勝利・・・なのか? 播磨のせいで結局協会が本場所続けられなくなっただけのような?
まあ、播磨のおかげで八百長がなくなってガチンコになったってのはあるかもだが。 >>373
伝統にあぐらをかく一方、格闘技の本質を忘れ殺気を失った大相撲に変われと言った
ってことだからな。 でもそれまで協会や力士達が腐ってた描写ってほとんどないんだよなあ。
せいぜい1巻の最初に「星の貸し借り」の話が出てきたくらいで。 一巻で親方の一人が愛宕山に対して、「播磨の不敗以降満員御礼が続いてるし、
力士の立会とか土俵態度もよくなってきている、それが日頃愛宕山の言ってる
「土俵の充実」ということではないか」てなことを口にして、
愛宕山が「だからなんだというんだ」とキレる場面は覚えている。 白鳳だよ。それに天山の所業を播磨のせいと言うのは無理がある。
一番は雷光親方じゃないのかね。 播磨のせいっつーか、みんな勝手に自滅してる気がする。
北道の横綱返上、稲綱親方の廃業、三ツ岩の廃業、大江川の廃業etc >>382
雷光が途中からいなくなったのは何故だろう。
>>383
みんな力士としての意地を張った結果で、情けないとは思えないな。
現実にはカド番を繰り返して通算勝利記録を作った珍大関もいたし。 > みんな力士としての意地を張った結果で、情けないとは思えないな。
いやー情けないと思うぞ。
○北道→本来横綱は大関に戻れないのがルール。
(実際リアルで返上を申し出た千代の山は却下されている)、
協会がまともに機能してたらクビにされても文句は言えない。
ほとんどだだっこのような態度にしか見えない。
支度部屋で見ていた紫電改も「誰も褒めてはくれませんよ」と発言していた。
○稲綱→大江川は播磨戦前日の時点で7勝6敗で、播磨に勝てる見込みは低かったし、
愛宕山からは「茶番だ。弟子が負けて親方がいちいち廃業しとって成り立つか」と言われている。
○大江川→稲綱が廃業した時に大江川は泥をかぶって横綱を続けたのは男だったけど、
であれば、初場所でいまさら「播磨に負けたら廃業」宣言する必要性はない。
それこそ地を這ってでも続けるべきだった。
辞めて二度と相撲しないのかと思えば十番勝負ではちゃっかり参加してるし。
三ツ岩は・・・まあ世渡り下手過ぎだなw 意地を張ったのはかっこよかったけど
羽後ノ海に三下り半を叩きつけなきゃそのまま残れたのに。 利害関係とか取っ払って人間的に一番播磨と合いそうなのは
アタゴヤさんだとは思う 愛宕山は本心では播磨に共感してるし羨ましかったんだろうな。強さが全ての人だし。 張り手を禁じ手にしよう、の時の反論とか、
ブルーザーの時の対応とか、強さに関しては播磨を認めてたと言うか、
極端に言えば愛宕山の理想だっただろうな。
「奴は大相撲三百年の最強力士だ」とか、何のためらいもなく断言してたし。 愛憎両方あったと思う。
自分が認める強さを持ちながら、なぜ(自分の理想の)相撲道や横綱道を歩んでくれんのか、と。 マスコミの面前で張り倒され大恥かいた後は、すっかり同志っぽい
人間になったな。 やっぱ白鳳にやらせたらよかったね。
前場所で最大級の恥をかきながら、まだ挑戦する意思があったんだし。 結局、優等生的な白鳳よりも荒武者的な天山の方が作者のお気に入りだったと。
でも何気に白鳳は前相撲からとってるけど天山は学生相撲出身で幕下付け出しからなんだよな。 現実の大乃国がもっと強かったら大江川ももう少し活躍出来てただろうか
太刀風と北道は技と力の個性を突き抜けた形にしたキャラだから特にモデルはないのかな? 北道は千代の富士の態度のデカさ(先輩横綱とか隆の里とかがいなくなった後)と
双羽黒の恵まれた体格を足したもんらしい。
太刀風は第一人者のモデルとしてはその頃の千代の富士かもしれんが、
後の先の立会いは双葉山のだろうし、円相撲ってのは弟子の北葉山だったりする。
いずれにせよなんか象徴的な存在として作ったんだろうな。顔のモデルは誰かいたのかなあ。
大江川は、「大乃国だけがヤオ無しのガチンコだった」って事実が当時から世間に知られてたら
もう少し違ってたかも。 >>398
播磨の世界では基本ガチンコだからな。
大江川はヘタレのイメージが強いけど、播磨が倒すのに一番時間をかけた
相手だよね。 もちろん名前だけ取るならそうだけどさ、
顔の造作とかキャラの性格面とかは太刀山や谷風からとった訳じゃないだろ。
そのモデルがわからんって話。
関係ないけど、播磨がアメフト選手とかレスラー相手にやった、
「足元に小さな円を描いて、そこから押し出されたら対戦相手の勝ち」ってのは
太刀山が実際やってたらしいし、
「張り手・かんぬき・鉄砲」を禁じ手にされてたのは、かの雷電為右衛門だったりする。 北道山のモデルは千代の富士+力道山だってさだやす圭が言ってただろ 伊達臣人がやったやつだな。
格の違いを見せつけるのに最適な戦い方だったね。 北道は力道山+千代の富士
太刀風は若い頃の血気十分な双葉山だったんだけど、よくある大人のキャラクターになっていまいました。
と文庫版2巻の作者後書きにて 名前忘れたけど一人相撲とったサラブレッドは若貴兄弟に対する皮肉なのかな 武乃富士だな。大横綱・武蔵富士の息子で20歳で前頭筆頭。
皮肉かどうかわからんがモデルは貴乃花になる前の貴花田だろうな。