OK

僕は君とは違って、
生体内の反応で発生した熱エネルギーの大部分は、化学結合エネルギーの変換から生じたものと考える

具体的な例として、ATPの加水分解反応を挙げよう。ATPは高エネルギーリン酸結合と呼ばれる、P(O)2−O-PO3のリン酸結合を持っていて、この結合が加水分解を受けると
エネルギーを放出する
ATP + H2O → ADP + PO3 + エネルギー

このエネルギーを利用して生体内では、筋肉を動かしたり、イオンポンプを駆動したり、別の酵素反応を進めたりして、生体の機能を維持している
そしてその一部は熱エネルギーとして放出される