確率論なんだから計算すれば理解できるはず。
三つの内の一つが正解なんだから始めに選んだときは
正解を選ぶ確率:1/3
外れを選ぶ確率:2/3
となる。
司会者が外れを一つ選択肢から排除し、その後で選んだものを変えてもいい。
最初の選択肢は三つで司会者が一つを排除してるから、
この段階では選択肢が二つに絞られる。
この問題を間違う人がよくする勘違いは、ここで変更されたのは確率ではなくて選択肢の数と言うこと。
正解を選ぶ確率が変わるのは選択を変えたあと。残りの二つは当然正解か外れかのいずれかになる。
選択を変えないなら選んだ物が変わってないから確率は最初と同じ、つまり
正解を選ぶ確率:1/3
外れを選ぶ確率:2/3
のままとなる。
選択をかえる場合は、今選んでいるものが正解なら選び直したものは外れに、
同様に今選んでいるものが外れなら選び直した物は正解になる。
今選んでいるものとは最初に選んだものなので外れである確率の方が高い。
だから選び直して正解を選ぶ確率の方が高くなる。