盧生という青年が、趙の都でうたたねをしたところ、
富貴をきわめた50余年の夢を見たが、覚めてみると
炊き掛けていた粟(あわ)がまだ煮えないほどの短い間であった
という中国の故事を、さて、なんの夢と呼ぶでしょうか。