モリトモが進める、驚愕の「森喜朗銅像」建立プロジェクト…気になる「設置場所」と「寄付金の出所」
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「森元首相の案件には、頻繁に登場する橋本聖子氏、馳浩氏、河野一郎氏、嶋津昭氏といった『森「友」(モリトモ)』が中心メンバーになっている」(永田町関係者)という。

「すでに胸像プロジェクトへの寄付は5000万円程度集まっている」(永田町関係者)というこのプロジェクトだが、胸像に必要な資金はいくらなのか。
参考までに銅像を制作している会社のホームページを見てみると、等身大サイズの「69cm(2尺3寸)」で、税込130万円だ。集められた資金次第では、相当な大きさになることが見込まれている。

「コロナの影響でアテにしていた五輪剰余金がダメになり、隠し持っていた68億円のラグビーW杯剰余金で、新秩父宮ラグビー場内にラグビーミュージアムを作ることになりました。
このお金は組織委員会からラグビー協会へ『支出金』名目で資金移動しておいたものです。68億円のうち、20億円をつかって整備されるラグビーミュージアムの中で、秩父宮殿下の銅像などと並び、森元首相の功績を後世に継承するための銅像を建立予定です」(五輪組織委員会関係者)


すでに「ラグビーミュージアムなど要らない」とネット上では強い批判が噴出している。こんな時代にハコモノだの銅像だのを作って国民から理解を得られると思っているなんて、時代錯誤も甚だしい。公共的な施設に森元首相の銅像が設置されることに「まさか」と思う人もいるだろう。
「そもそも不動産購入を伴わないミュージアム建設に20億円もかかるのは、どう考えてもおかしい。イングランドのワールド・ラグビー・ミュージアムは、競技場内に建設し約2億4000万円で済みました。世界一コストのかからないオリンピックだったはずが、どんどん費用が膨らんだように、このミュージアムも嫌な予感がします」(先の五輪組織委員会関係者)