くどいけども先の情報の解読の続き
mixed decay mode は興味深い(fastとslowを併用して騒音を下げる)けども完全な解決にはならない と書いてあり
So then, the problem is that it cannot effectively do small steps in the rising part of the sine wave because the minimum voltage it can do is 12% of the supply voltage (1.4V in my case)
my motors are rated for 3.1V, so 1.4V is half of the nominal voltage, that is a very big minimum step.
この方の場合は12V電源を使っていて12%は1.4Vだと先に計算された上で、
この方のモーターは3.1V駆動なので1.4Vとなれば通常電圧の半分だからとても大きな最小ステップだ と書かれています
つまり、32分の1ステップのような細かい刻みは無理で、2分1ステップが精々だ、ということかな
波形が大きく崩れてマイクロステップが吹き飛んでジャンプしている波形
http://1.bp.blogspot.com/-F-NcAHgDuRI/VNqMXcPisnI/AAAAAAAAkuY/qsW-KplCd58/s1600/tek00016.png
を見るとフルスイングで3.1Vのところに1.4Vを加えたらどうなるのか がわかるということなのか

そしてこの方が試したのは12%の比率をいじれないなら12V電源じゃなく8.2V電源にすれば小さな電圧が出るのではないかと考え試したが
解決には至らなかった そして電源電圧をいじると他の全パーツに影響が及ぶのでいい方法ではない とも
次に直列に抵抗を入れることも出来るから1.4Vを消費するようにしてみることを考えたが 100mAも流れてしまう!(なので、困難ということかな)
そして、確かに可能ではあるが、各抵抗で12Wのパワーロスが起こる
12オームの抵抗を2オームのモーターに付ける それを各フェーズに(モーターにはA,Bの2フェーズがある)
そしてだいたい計算すると6個の抵抗を3個のモーターに.......72W.......これは気がくるってる、あり得ない  と書いてある

そしてたどり着いた結論が 1.4Vの電圧を消すためにはダイオードを2個直列に入れればいい
モーターの各フェーズにこれを入れればいい
http://4.bp.blogspot.com/-XVcutNQTWe0/VNqryxrLvJI/AAAAAAAAkv0/dyAoD0ycjo8/s1600/DRV8825-fix%2B(1).png
ダイオード1個の場合どうなるかを示したのが
http://2.bp.blogspot.com/-07WbqONbpIc/VNqsawpTYOI/AAAAAAAAkv8/ArfdRBatqk4/s1600/tek00023.png
これで ひずみが残っているというかあまり消えていない様子がわかる
http://3.bp.blogspot.com/-iDIxIFsUfuU/VNqtd3h_ktI/AAAAAAAAkwI/Hz6sRsffAOI/s1600/tek00022.png
ダイオード2個直列ならかなり低減されたのも示されている
この方の場合は12V電源で1,4V(12%ルール)=ダイオード2個直列 だけども 24V電源なら2.8V(12%ルール)=ダイオー4個直列が必要な感じ TL-smoother plusを直列に2個入れて丁度いいということなのか
この方の場合12Vでモーターにもよるが32分の1マイクロステップが2分の1の状態になったから24Vだと1分の1の状態に悪化することも考えられるということなのか
32分の1マイクロステップかつmixed decay mode の静音を達成するよりはfast decayで騒音を我慢するか 他のドライバーにした方が良さそうですね