つーか、5pl併用の意味がわからない奴多すぎ。
MP500スレにわかりやすい説明レスがあったぞ。

301 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2005/10/27(木) 19:48:06 e+TKk2Lu
>>299,300
写真画質印刷の要はいかにインク滴を見えなくさせるかになります。
その技術とはインク滴の少量化とライトインクの採用です。

まず、ライトインクの用法ですが、
原則的に3色あればフルカラー階調が作り出せますが
インクジェットの場合それをディザ拡散と言う人間の目の識別不足を利用して行います。
ただし、人間の目は濃色を認識する能力が高いため
ディザ拡散によって作り出した淡色部分に含まれるシアン、マセンダを識別してしまいます。
そこで考え出されたのがライトシアン、ライトマセンダといった濃度薄くした色を使う事により
淡色部分に認識されるシアン、マセンダを識別不能にさせてしまう方法です。

もう一つは人間の目が認識できるインク滴量を少量化すると言った方法です。
一般的に人間の目は 1pl のインク滴量より少なくなると粒として認識できなくなると言われています。
これを利用して、インク適量を少なくする事でディザ拡散で作り出した色のインク粒を見えなくさせ
自然なフルカラー階調を作り出すと言った方法です。

現在の写真画質プリンターはこの2種類の方法を併用して写真印刷を行っていますが
お使いのPM-2000では10plインク滴量、5色インクで写真印刷を行っています。

さて、Canon のMP500に関してですが、何故3色で写真画質印刷ができるのかと申しますと
インク適量の差を使い、擬似的に5色機と同等の画質を作り出しています。
MP500のシアン、マセンダ、イエローは 5pl のインク滴量になります。
それに加え、淡色部で目立ってしまうシアン、マセンダを1pのインク滴使う事で
目に認識させないように、目立たなくさせているのです。
つまり、ライトシアン、ライトマセンダの代わりに1plシアン、1plマセンダにして
擬似的に5色カラープリンタとしているわけですね。
性能で言えば4〜6plの5色カラープリンタと同等と思われます。

よって、10pl5色機であるPM-2000よりもカラー階調が良いプリンタと言えるでしょう。

ちなみにインク滴量が可変であっても1滴に対する色数は変化しません
3色は3色ですよw
あくまでも、3色(5色)でディザ拡散をした際に作り出す色階調の問題です。