イオリとアマリで少しシリアスに

イオリ「今日の戦いはハードだったな。う…!」 バタン
アマリ「きゃっ!イオリ君、どうしたの!?」
ホープス「ドグマの使い過ぎによるオド欠乏症だな。心身共に負荷が大きい状態だ」
アマリ「そ、そんな!」
イオリ「う…、うう…!」
アマリ「ホープス、何とかならないの?」
ホープス「マスターの体内にオドを供給し、治癒のドグマを使えば治るでしょう」
アマリ「わかったわ。私がやります!」
ホープス「なお、オドの供給の際には肉体同士の直接的な接触範囲が広いほど効果的です」
アマリ「それって、私とイオリ君の肌と肌を触れ合わせるってことよね…。イオリ君、このまま横になってて。服を脱がしますから」
イオリ「…あ、アマリ、お前…」
アマリ「イオリ君を助ける為だもの。私はどんなことだってします!」
イオリ「す、すまない…」
アマリ「私も準備できたわ。イオリ君、今、私のオドを分けてあげる!」 チュッ
イオリ「!?(…俺の中に、アマリのオドが流れ込んで来る…)」
ホープス「今です、アマリ様!」
アマリ「治癒のドグマ!」
イオリ「た…、助かった…のか…?」
アマリ「でも、しばらく安静にしてて。無理しちゃ駄目よ」
ホープス「アマリ様もお疲れでしょう。貴女もお休みを」
イオリ「ありがとう、アマリ。俺の為にここまでしてくれるなんて」
アマリ「いいの。イオリ君が相手なら裸で抱き合うくらい平気よ。でも、イオリ君は独りで頑張り過ぎです。もっと私を頼って下さい!」
イオリ「わ、悪かった!これからはもっとアマリに協力してもらうから」
アマリ「もし私がイオリ君みたいになったら、同じことして私を助けて下さいね?」
イオリ「わ、わかった、善処する…」
アマリ「約束ですよ。今日は私達の大切な記念日になりましたね」
イオリ「そうだな。あんな体験したら忘れられないよ」
ホープス「どうでもいいが、さっさと服を着ろ。いつまで裸でいる気だ?」
イオリ「あ…!」
アマリ「いやん!」