ギルドメンバーで初もうで

ドリ子「おーおー、みんなキマってるねえ。あたしも着物なんて初めて着たよ。意外と窮屈ってほどじゃないんだなー。」
地味子「わたしも初めてです。
本当に着物ってきれいですね…。
一度、着てみたかったんです。姫子さんのおかげで叶いました、ありがとうございます。」
(姫子は故郷の反物を輸入して店をやっているという設定)
 姫子「ふふ、どういたしまして。
とってもお似合いですわ、地味子さん。」
ショタプリ「わーはは!まったく地味子は何でも似合うな!素晴らしいぞ!
姫子もいつもと違って実に華やかでよい!いやたまらぬな!」
姫子「ふふ。あなたもとっても立派よ。どうです、初めての袴は?歩きにくくはないですか?」
ショタプリ「実に良い着心地だ!
この礼装は実に良い!威風堂々という言葉がこれほど似合う衣装はないぞ!是非とも祖国に伝えねばならんな!わーはははは!」
桃バド「わーいわーいキモノだー。えへへ、似合う似合うー?」
地味子「ああ、桃バドさん、はしゃぎすぎて転ばないでくださいね。」
ドリ子「こらこら、せっかくの艶姿なんだ、ちっとは淑やかな振る舞いをしな。」
桃バド「しとやかー?こうー?
うっふーん♡」
ドリ子「言葉の意味わかってねえな。」
地味子「それにしても…、
ハイ・ラガードに「ジンジャ」ができたとは聞いていますが、その…ブシドーの方々が信仰する「カミ」って、ハイ・ラガードにもいるんでしょうか?」
姫子「ふふ、私たちが信仰する神とは、なにも神話や伝承に連なる神々だけではないのです。
偉大な仕事を成し遂げた人物、皆から尊敬された人物が亡くなったあとも尊崇され、神へと昇華することもあるのです。」
ドリ子「なるほど、どでかい仕事をした偉人が祀られてるってわけね。ちょっと興味が湧いてきたよ。」
地味子「あっ、あれですね。」

<日向之興里大明神>

桃バド「ぶるるっ!?
ううー?なーんかものっそい見られてる気がするよー。」
&#160;ショタプリ「おまえもか!僕もなんだか視線を感じるぞ!」
姫子「それはきっと神様が見てくださっているのですわ。聞くところによれば、生前はとても子供好きな方だったそうですわ。
小さな子供には、より大きな加護がつくかもしれません&#9835;」
地味子「素晴らしい方だったのでしょうね。」
&#160;ドリ子(<子供好き>にもいろいろあると思うがな…)
…………
姫子「さて、いかがでしたか?
初めての初詣は。」
ドリ子「まあ、面白かったよ。
神社の外観は綺麗だったし、みたこともないもんがいっぱいあったしね。」
地味子「とても勉強になりました。ブシドーの文化は独特でどれも面白いですね。…おみくじが凶だったのは残念ですが(笑)」
桃バド「いえー、あたし大吉だったよー!」
ショタプリ「わーはははは!僕もだー!やはりあの神社は子供に福をもたらすものなのだな!
実に縁起がよいぞ!」
ドリ子(本当に大丈夫なのか…)
&#160;姫子「堪能していただけてこちらも案内した甲斐がありましたわ。
さ、この後は皆でお食事といきましょう。」
地味子「あ、その前に着物を返さないといけませんね。
名残惜しいですが…ああ、でも本当に着れてよかったです。
姫子さん、本当にありがとうございました。」
姫子「ふふ。
まあ、実をいえばこれも営業のうちなのですわ。今後ともご贔屓に&#9836;」

振袖姿の地味子を想像したらクソ可愛いかったので書いてみた地味子かわいい