サリサ「はい!これあげる〜!」
ぽん「わぁ〜チョコ!これどうしたの?」
サリサ「どうしたの?って今日はバレンタインだよ〜」
ぽん「あ、そんな日もあったわね・・・」
 男に興味のない私には既に存在していない日だったわ。
 でも、まさかサリサの方くれるなんて・・・感無量!
ぽん「ありがとうサリサ!嬉しいわ〜、食べてみてもいい?」
 といいつつも既に口の中にポイっと入れてしまってる
ぽん「・・・・あれ?ちょっと苦い?」
サリサ「あ・・ごめんね、初めて作ったからやっぱり失敗しちゃったのかも・・」
 初めて!嗚呼、なんて魅力的な言葉・・・くらくらするわ
ぽん「いいよ〜、大事なのは気持ちなんだし」
サリサ「でもぉ〜」
 取り繕ってもしぶるサリサ
 うう・・・ちょっと気まずいわね。
ぽん「サリサ!ちょっとじっとしてね・・」
 頭の電球が光った私は、チョコを自分の口含み、そっとサリサの唇を奪う。
サリサ「んむぅ!!」
 驚いて少しじたばたするも、すぐに抵抗しなくなり、口の中に入ったチョコを二人で溶かしあう
 溶けてなくなったチョコを感じ、唇を離す
ぽん「ほら、これなら甘いでしょ・・?」
サリサ「うん・・・それにボク、ドキドキするよ」
 突然の事で怒るかと思ったが、意外にも受け入れてくれた。
 しかし、頬を赤らめて照れるサリサがまた一段と可愛い〜!
サリサ「残りのチョコどうしようか・・」
ぽん「勿論!部屋で二人で食べましょう」
 意図してた事がしっかり伝わったのかもじもじしながらサリサは小さく頷いてくれた。
 サリサと手を繋ぎながら、部屋に向かう
ぽん「うふふ、今日は最高の思い出になりそうね・・・」
頭の中ではあれやこれやを考えている私はにやにや独り言を呟いていた。

終わり

ふははぁ!流石バレンタイン、頭が冴えるぜぇえ
hahaha!・・・はぁ、失礼しました。
まぁその後の展開は皆様のお好みのシチュエーションで