───俺の名前はリカルド。額に傷を負った傭兵。モテヒゲスリムで父親体質の愛され死神♪
俺がつるんでる友達はマティウスと援助交際をやってるシアン、実家にナイショでジムに通っているスパーダ。訳あってオズバルドに雇われてるハスタ。
友達がいてもやっぱり戦場はタイクツ。今日もハスタとちょっとしたことで殺し合いになった。
男のコ同士だとこんなこともあるから前世も思い出すよね☆そんな時俺は一人で西の戦場を歩くことにしている。
がんばった自分へのご褒美ってやつ?自分らしさの演出とも言うかな!
ガキは嫌いだ・・。そんなことをつぶやきながらしつこい兵士を軽くあしらう。
「お前も転生者だったのか!」どいつもこいつも同じようなセリフしか言わない。
西の戦場の男は気合いが入ってるけどなんかスパイスにうるさそうでキライだ。もっと現世に生きる俺を見て欲しい。
君はヒュプノス?・・・。 ・・・またか、とセレブな俺は思った。シカトするつもりだったけど、チラっと銀髪のガキの顔を見た。
「・・!!」
・・・チガウ・・・今までの男とはなにかが決定的に違う。スピリチュアルな天術が俺のカラダを駆け巡った・・。
「・・(カッコイイ・・!!・・これって魔王灼滅刃・・?)」
男はアスラだった。北の戦場でトラウマが目覚めた。「そんなことでは死ぬぞ!」台詞を決めた。
「ルカ君泣いちゃってますよ」俺は反省した。エレメンタルマスター(笑)