>>24
男湯でのやり取りを見て笑ってる: キャンディ、オリーブ、ペシュ
湯だったフリをして女湯を除いてる: ビスタチオ
それに気付かず、談笑する女湯勢: ブルーベリー、アランシア、レモン
遠くからエロそうな目で温泉を見てる: 文鳥係



「あーイィ湯だったァ。そろそろ出るか」
そういって勢いよく立ち上がるレモン。ザバァという音があたりに響く。

その瞬間女湯のへりに首を預けて、目を回していたビスタチオの目のぐるぐるが止まった。

「な、な…、なにやってんだよ!」
うわずった声を上げたのは、セサミを沈めていたキルシュだ。
セサミを完全に湯船に沈めた、そのままの姿勢で固まっている。顔も心なしか赤い。

「お、いい眺め」
振り向いたカシスがニヤついた顔でつぶやく。

当のレモンは、みんなの視線を全く意に介さず、ヨッと一声あげて湯船の外に出ると、
レモンは大事な部分のみを尻尾で隠し、タオルを肩に掛け、腰に手を当て、
湯上がり名物ビン詰め牛乳を飲み始めた。
レモンが背中をそらせると、形のいい胸がつられて空を向く。

「プハァーーー、ヤッパり湯上がりといったらコレだね!」
満足げな顔でビンを天高く掲げるレモン。その姿は堂々としていてすがすがしささえ覚える。

「あ、あたしもあんな風に牛乳飲めば、胸大きくなるのかな…」