CHAPTER 4
欺き欺かれて

弓使いミゼルの起こした暴動は
王都全域を巻き込む大規模なものとなり
デュランは鎮圧のため七英雄ミラノ、エレナ両名を
戦線に投入する。

ミラノはキリエに次いでユグドラを失ったことで
精神に破綻をきたし、今や狂戦士と化していた。
エレナはそうしたミラノの世話役兼監視役となっていた。

ミゼルの狙いがデュランに奪われた数々の靴の奪回に
あることを看破したエレナは情報操作を展開。
民衆の心をミゼルから引き離すことに成功する。

王都が更なる混乱へと陥っている隙を突いて
レオン達は王城へと潜入する。そこでレオン達が見たものは
暗殺されたはずの女王ユグドラであった。