【WSHのCGI利用基本:WScriptオブジェクト】
スクリプトがWSHで実行される時、WSHはその提供するオブジェクトモデルのルートオブジェクトであるWScrptオブジェクトを宣言、作成不要で提供する。
以下にCGIで利用する際で特に使用すると思われる、WScriptオブジェクト自体の機能の一部を示しておく。
《プロパティ》
StdIn;標準入力ストリームオブジェクトの参照、※このオブジェクトのメンバーは別に示す
StdOut;標準出力ストリームオブジェクトの参照、※このオブジェクトのメンバーは別に示す
《メソッド》
CreateObject;COMオブジェクト(dll、ActiveXコンポーネントなどが提供するオブジェクト)の作成、JSのnew ActiveXObject、VBSのCreateObjectでも代用可能
Quit;スクリプトを終了する ※特に明示的に終了させたい場合使う
Sleep;一定時間スクリプト実行を待機し再開する