「危険ポートを閉じることでセキュリティを強化する。」

【ポート135の役割】
Windows2000/XPは、標準で分散オブジェクト技術(以下:DCOM)を利用しています。
このDCOMを利用すると、他のPCのDCOMソフトを遠隔操作できます。
遠隔操作をする場合に、相手PCに問い合わせをする時のに使用するのがポート135です。
場合によっては、遠隔操作をされてしまう可能性があるものですので、このポートは停止しておきましょう。

ポート番号「135」、「リモート管理・操作等のサービスへのアクセス」
■ポート135を閉じる
「コントロールパネル」 -> 「管理ツール」 -> 「サービス」 -> 「Remote Procedure Call」を選択する。
「Remote Procedure Call (RPC) エンド ポイント マッパーや各種の RPC サービスを提供します。」
をダブルクリックし、プロパティを開く。
スタートアップの種類を「無効」にし、OKボタンをクリックしプロパティ画面を閉じる。
変更をしたらPCを再起動する。

ポート番号「445」、「ファイル共有等のサービスへのアクセス」
■ポート445を閉じる
「コントロールパネル」 ->「システム」 ->「ハードウェア」 ->「デバイスマネージャ」の「表示」メニューから
「非表示のデバイスドライバの表示」を選ぶと「プラグアンドプレイではないドライバ」という項目が一覧に加わる。
このツリーを展開して「NetBIOS over TCP/IP」のプロパティを開く。
ここで「ドライバ」タグを選択し、「スタートアップ」の種類を「無効」にする。
変更をしたらPCを再起動する。

Windowsで使うポートとセキュリティの落とし穴
http://www3.ocn.ne.jp/~koshino/winport.html