2009〜2011年頃のPCならば、
搭載OSがWindows7なら、無料でWindows10にUPGできて、
2025年まで延命できるかのような風潮だったが、
やはり幻想だったようだ。

まず第一関門は、チップセットの問題。
Intelで言えば、
デスクトップはG41以降ならギリギリUPGできるかどうか。
ノートPCならHM55express以降ならギリギリUPGできるかどうか。
Windows10にしろ、しろとうるさく画面に出ていたのに
さて入れようとするとできなかったり、動作不良が頻発したのである。
その最たるは、HDD(SSD)の容量不足というオチもあった。

ようやくクリアしてUPGできても、
OSの32bitの問題。
2009年頃は、32bitOSの方がまだ多い時代。
PCの後付けメモリ増設も2GBまでのものもあった。
4GBまで増設できても、32bitのWindows10なら3GBくらいまでしか使えない。
 
そして、10に次々と訪れるUpdateの問題。
当初、Windows10は軽いと評判で1GBでも軽快とされたが、
32bit版では2GBが、64bit版では4GBが最低ラインとなった。
それ以外にも
いろいろなデバイスやアプリで古いPCは、
互換性をクリアできるか微妙になってきたのである。
たとえUpdateできても、妙に重くなったり、
不具合が生じるようになってきたのである。

おそらく、毎回の強制Updateが来る度に戦々恐々としている人も多いはずだ。