昔なら考えられないような些細なことで苦情がきて炎上する昨今のメディア状況において、
特定の職業(ビイン)をバカにするネタで炎上しなかったどころか、
R1ぐらんぷり優勝となった三浦マイルドによって、
ビインは市民権がないエタヒニンであることを改めて認識させられたわけだが、
ビインが果たす社会的役割は決して小さいものではない。

ビインの主力は、再雇用すらなく年金までの生活を維持しなければならない底辺老人
(ビイン内相対的地位は高いようだが、定年後にビインをやるなど世間的には底辺)や、
リーマンを辞めたと言い張る不適合者やリストラされた者、
若くしてビインに足を突っ込む社会不適合者等の、
いわば底辺である。

スキルや年齢が不問のビイン業界がなければ、これらの連中の就労先は著しく奪われることになり、
何割かは生活保護を受けざるを得ないことになるであろう。
つまり、ビイン業界は、生活保護費削減に大いに貢献していることになるのだ。
他の業界も生活保護費削減に役立っているのは当然であるが、
ビイン業界のように、生活保護スレスレの多数の底辺人種を労働者に分類する社会的機能の意義は、決して小さくない。