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非正規雇用の増加が相まって、かつて"職場のアルバイトのまとめ役"くらいの意味しかなかったバイトリーダーに、
正社員並みの仕事をさせる職場も増えている。

また近年、就職活動ではバイトリーダーを務めたということが自己PRの定番になっている。
そうしたこともあり、バイトリーダーの中にはその待遇とはとても釣り合いそうもないプロ意識や職場への熱い思いで空回りしてしまう人もいるようだ。

本来、アルバイトが円滑に働けるようにするという役割を担うバイトリーダーたちに、
バイト先で実際に振り回されてしまった経験者たちのエピソードをご紹介しよう。(文:伊藤綾)

「バイトリーダーさんって社会人経験ありましたっけ……?」
「社会のルールや社会人としての礼儀に関してやたら口うるさいんですよ。"社会人としてありえない"というのが口癖でした」

とは、1年前から某大手カフェチェーンで働くAさん。20代後半のバイトリーダーは就活に躓き、学生時代からのバイトを今日まで続けている。
バイトリーダーは店長よりも経歴が長いそうで、そんなキャリアと矜持がアダとなってしまっているようだ。

「バイトリーダーさんに対しての言葉遣いはもちろんですが、学生同士のコミュニケーションにまで口を出さないでほしいです。
歳が離れていても少しフランクな感じでうまくやれているなら、それでもいいんじゃないかと思うんですけどね」

そのためリーダーがいる時は休憩中でも会話が自然と減ってしまったという。

「そもそもバイトリーダーさんって社会人経験ありましたっけ……?と何度も出かかりました。
もちろん、バイト先も社会的な場ではありますけど、所詮は"アルバイト"だと思います……」


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2017年01月15日 09時00分 キャリコネ