男性型脱毛症(AGA)の患者は1000万人以上といわれ、外見に対する男性の意識の高まりから専門医に相談する人が年々増えている。
そんな薄毛の男性たちの救世主と期待される新薬が、もうすぐ発売になる。

新たな薬が11月中にも登場するといわれ、AGA患者が熱い期待を寄せている。その新薬とは、9月28日に厚生労働省の承認を取得し、
グラクソ・スミスクライン社が製造販売する「ザガーロ」(一般名・デュタステリド)だ。

頭髪治療のスペシャリストとして知られる東京メモリアルクリニック・平山の佐藤明男院長が語る。

「すでに韓国では処方されています。日本で発売されたら当院ではすぐに入手、処方するつもりです。従来品を使用していても
なかなか効果が表われない患者さんの中には、すでにザガーロを予約している人もいるほどです。

ザガーロとプロペシアの大きな違いは、抜け毛の原因とされる物質を阻害する成分量がザガーロの方が多いこと。
プロペシア1mgの効果をザガーロは0.1mgで期待できる。プロペシアは0.2mgと1mgの2種類が販売されていますが、
ザガーロは0.1mgと0.5mgの2種類が販売されます」

「917人の治験者に対して12週間もしくは24週間服用してもらい、直径2.54cm(1インチ)の範囲で服用前と服用後で基準値から
何本増減したのか平均値を割り出したところ、ザガーロ0.5mgはプロペシア1mgに比べて1.6倍の発毛効果がありました。

それだけでなく毛髪の太さでも1.45倍の効果が期待できるという結果になっている。ザガーロの優位性が示されています」

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151102-00000018-pseven-life