確かに慶次好きは不思議な程にクズ率が高いですね。これは実話なのだけど、初代慶次の島で知り合った人達が、伝助、打ち子、プータロー、生活保護。勿論、揃いも揃ってチョロ打ちしているクズさ。話しの流れから、「じゃあ閉店後に駅前の笑笑で一杯飲もうか」、って誘われた。そんな笑笑のアルバイトも、いい歳したリストラ親父だった。たまたま僕自身が慶次好きだった為に、あんなクズ達と出会って話をする機会を与えられたけど、僕自身はエリートの官僚だったから、彼らの会話内容もあまりにもクズだったし、まあ色々と肩身が狭かった。でも自分の人生に於いて、あれ程のクズと出会うなんて奇跡に近い事ですし、現にあれから10年以上経った今だけど、あのとき以来そんなクズの人達とは出会いもないし、会話すらしたことがない。慶次好きだから、そんな想い出ができたんだと思う。そんな僕は、いまだに慶次が好きで開店前から並んでいるけどさ。