〜Aストックタイムについて〜
ストックタイムとは文字通りストックを貯めるための状態で、
特図1をメインで変動させる時短100回or150回のことを指します。
本機においてストックとは「特図2保留が貯まる」ということを指します。
本機の盤面右側には3つの役物が付いています。
一番上から
・特図1非電動役物(黄)
・特図2非電動役物(赤)
・非電動役物作動用普通電動役物(赤電チュー)
となっています。
非電動役物とはその名の通り、電動では開いたり閉じたりできない役物のことです。
基本的には別の入賞口に入った玉の重さで開き、役物に入賞した時に
その玉の重さで閉じるという動きをします。
同社の「CR FEVERマクロスF3」や「P FEVERマクロスΔ」にも搭載されています。
まず、電チューと二つの非電動役物の関係について説明します。
(各名称と位置関係は上の図をご確認ください)
電チューは、すぐ上にあるゲートに玉が通ることで抽選を行いその抽選結果に
よって開きますが、本機の場合は開き方が二種類あると思っていただければよいです。
1/350に当選した場合はAという開き方で、それ以外の
349/350に当選した場合はBという開き方をするとします。
Aの状態で開いている電チューに入賞すると、特図2用非電動役物が開き、
Bという状態で開いている電チューに入賞すると特図1用非電動役物が開くという仕組みです。
二つの非電動役物の中は特図の始動口になっていますので、本機ではほとんどの
場合で特図1の非電動役物が開き、時短も特図1を優先して消化します。
そして、この時短消化中に1/350に当選し、電チュー⇒特図2用非電動役物と
順に入賞させることで特図2の保留を貯めることが可能になります。
これが本機でストックと呼んでいるものの正体です。
この特図2の保留自体が72%のループ率を持っているため「ループストック」という名称になっています。
要するに、時短消化中により多く(最大4回)1/350の抽選をとれば、
その分ループ状態をストックできるということです。
また、時短中は変動中も特図2非電動役物の抽選は別で行われますので、打ちっぱなしが推奨されます。
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、通過する玉の数(抽選回数)が
時短回数とは非同期なので、釘によって抽選回数に差が生まれます。
この「ホールが突入率を調整できる」というのが、懸念される最も大きな要因ではないかと考えます。