>>36
長年パチンカスやってきたけど、トラブル自体は少ない方だと思うよ
今は知らないが、当時のパラッツォは駅近以外に取り柄がない酷い店だった
機種名は覚えてないけどエヴァのスロット(まともなホールは結構稼働してた)を大量導入して打ってるのが2人とか、そういうレベルだった
なぜそんな店に通ったかと言うと、駅近だからだ
俺はその日、北斗百烈を打っていた
当時は「北斗=大量導入」みたいなところがあったので、ご多分に漏れず百烈も一シマ単位で導入されてた
といってもパラッツォなので釘は泣きたくなるぐらい辛いのである
四席ほど離れた台で打ってる爺さんが一人いるぐらいだった
爺さんはクソハマり中のようで、カウンターは1000を超えている(北斗百烈は1/319)
ちなみにこの店の北斗百烈で2000ハマり閉店したことがある俺からしたら序の口である
俺が投資20kほどで潜伏を引いた瞬間、爺さんの方から轟音が響いた(北斗百烈は初当たりの半分が潜伏する)
台をめちゃくちゃに蹴っていた
台パンは何度も見たが、立ち上がって台を蹴るやつは初めて見た
爺さんはひとしきり蹴ったあとハアハア息をきらせていたが、台はノーダメージのようだった
店員が飛んでくる気配もない
呆気に取られていた俺と、血走った爺さんの目があった
フラフラとこちらに近づいてくる爺さん
おいおい、またキチガイかよと身構える俺(オジサンの件の数日後)
至近距離まで近づいてきたので、立ち上がり身構える俺
そんな俺を無視して、俺の飲みかけのコーラを手に取る爺さん
躊躇せず台にコーラをぶっかけると瞬く間に走り去ってしまった
我に返りベトベトになった台を見ると、みるみるうちに下皿にコーラが飲み込まれていく
急いで店員を呼ぶと、感電の危険があるからとの理由で落とされる電源
イカれた爺さんのこと、潜伏中であったことを説明したが、爺さんが悪いとは分かって貰えたものの保証は無し
大きくため息をつき帰路につく
道中で自分のシャツがコーラまみれなことに気付き、半ばヤケクソでそのまま飲み屋に行って酔いつぶれた