高齢男性宅から現金計500万円を盗んだとして、窃盗などの罪に問われた元大阪府警巡査、出口卓実被告(25)=和歌山市小松原=の初公判が28日、大阪地裁(辻井由雅裁判官)で開かれ、出口被告は起訴内容を認めた。
検察側が懲役2年6月を求刑し、結審した。判決は7月14日。

出口被告は被告人質問で「警察学校卒業後にスロットにおぼれ、サラ金で借金した。借金がなくなれば楽になると思った」と述べた。
起訴状によると、出口被告は貝塚署地域課に所属していた1〜4月、貝塚市の80代の無職男性宅を捜査を装うなどして訪ね、2回にわたり計500万円を盗んだとしている。

配信 2017.6.28 18:58更新
産経WEST
http://www.sankei.com/west/news/170628/wst1706280071-n1.html