警視庁は、千葉県野田市の自宅で覚醒剤を販売するために所持していたとして指定暴力団・住吉会系組員・五十嵐大哲容疑者(36)を覚醒剤取締法違反で現行犯逮捕した。

五十嵐大哲容疑者
五十嵐大哲容疑者

 五十嵐容疑者は先月、野田市内の自宅アパートの一室で覚醒剤の入った1.3グラムの袋を販売する目的で所持していた疑いが持たれている。五十嵐容疑者の自宅からは他にも覚醒剤とみられる結晶の入った袋1グラムや注射器約40本、覚醒剤を小分けにするためのパケ袋およそ150枚などを押収した。

 五十嵐容疑者の尿の簡易検査では覚醒剤の陽性反応が出ていて、取り調べに対し「自分が使うために持っていた」と販売目的とした容疑の一部を否認している。警視庁は押収したスマートフォンなどを分析し、覚醒剤を譲り渡していたかについて調べている。