執拗なストーカーに多い性格〜妄想性パーソナリティ障害とは?

執拗なストーカーに多い妄想性パーソナリティ障害とその性格タイプの人は、一言でいうと”疑い深い独裁者”です。
このタイプの人の不幸は、人を信じることができないところから生まれています。
ですから、他人から優しさや愛情を示されても、最初はとても警戒的で、心を開くのに臆病なのですが、少しでも心を開いて打ち解けられるようになると、一気に相手に対する疑念と束縛が始まります。
人を信じることができないので、親しくなった人を監視したり、細かくその人の動向を把握してないと、裏切られるのではないかと不安で気がおかしくなるのです。
 
また、相手の親切を好意と勘違いし、恋愛妄想を発展させる場合もあります。
そして、この勝手な恋愛妄想がうまくいかないと分かると、今度は逆恨みとなってストーカーになることもあるのです。