腕時計型カメラで盗撮、電車内で中学生狙う

腕時計型カメラを取り付けたバッグを女子中学生のスカート内に差し入れたとして、京都府警宇治署と府警鉄道警察隊は15日、

大阪府高槻市上牧北駅前町、会社員 吉原吏司容疑者(41)を府迷惑行為防止条例違反(卑わいな行為の禁止)容疑で現行犯逮捕した。

盗撮手法は、カメラの小型化などで巧妙化しているが、府警によると、腕時計型カメラによる手口の摘発は珍しいという。
発表では、吉原容疑者は同日午前7時35分頃、宇治市内の近鉄京都線を走行中の急行電車内で、
通学途中の女子中学生2人(12〜13歳)のスカート内に、ショルダーバッグに取り付けた腕時計型カメラを盗撮目的で差し入れた疑い。

車両内に乗り合わせた同隊員が、吉原容疑者の挙動を不審に思い、職務質問したところ、
「盗撮しました」と話したため、逮捕した。

腕時計型カメラは、文字盤に極小のレンズがあり、竜頭を押すことで撮影できる仕組みで、
同署は入手先や余罪の有無を調べる。

(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111216-OYT1T00088.htm?from=navlp