高1の夏休みに突然血だらけの隣の奥さんが家に入ってきた。
そして、「け、警察呼んで。」と言って勝手に2階に駆け上がっていった。
私があっけにとられていると、血まみれのヨキを持った旦那さんが入ってきて、
奥さんと同じように2階に駆け上がっていった。ヨキを見て腰が抜けた私は、
四つん這いで道に出ると、自転車に乗ったお巡りさんがうちの前に来るところだった。
お迎えの奥さんが道路が血だらけでうちのドアが血まみれなのを見て派出所に連絡してくれてたからだった。
私が腰を抜かしてお巡りさんに「2,2階に隣の人がヨキ持ってる。」というと
無線で応援を呼んでたら、ギャーってすごい声がして、しばらくするとヨキを持った隣の旦那さんが下りてきた。
お巡りさんが優しく、ヨキを捨てなさい。というとヨキを手から離して座り込んで泣き出した。
そこからは警察の応援が来て警察署に連れていかれたので、よくわからない。
その後警察署に真っ青になった両親が駆け込んできて、私を見るなり泣き出していろいろ大変だった。
その後警察の人の話によると、隣の奥さんがパチンコで借金を1000万以上もしていて、
借金で首が回らなくなってしまい、サラ金からの電話でそのことを知った旦那さんが、
奥さんの手が悪いと言って利き腕を切り落としたんだそうです。
旦那さんは結局刑務所に入ることになって奥さんとは離婚したそうです。
今日、実家の近くのパチヤに入る奥さんを見かけたので昔のことを思い出した。
今でもたまに夢を見てびっくりして目が覚める。