メディアグループの回収はここから始まった

パチンコ店の電子カード情報を不正に書き換えて景品を
だまし取ったなどとして、小倉南署は11日、小倉北区井堀1、元パチンコ店従業員、
深田直美容疑者(38)と小倉南区中曽根5、無職、桜井春美容疑者(62)を
電子計算機使用詐欺と窃盗の疑いで逮捕した。

 逮捕容疑は、09年10月中旬ごろ、当時深田容疑者が勤務していた
北九州市内のパチンコ店で、店の会員カードの情報を不正に書き換えてパチンコ玉の
保有数を水増しし、交換を装って景品(約40万円相当)を盗んだとしている。
両容疑者は「間違いない」と容疑を認めているという。

 同署によると、店の常連客だった桜井容疑者が景品交換所にカードを持ち込み、
深田容疑者がカード情報を改ざん。その後、景品を現金化して折半していたという。
同署は両容疑者が08年6月ごろから同様の手口で約5000万円分相当の
景品を不正に持ち出し、現金化していたとみて調べている。